2013年11月10日
★闘牛百話１９９．－第100回秋の全島大会観戦記－
★闘牛百話１９９．－第100回秋の全島大会観戦記－
大盛況の第１００回秋の全島大会でした。
私が会場入りしたのが、１０時半ですが、その時点でほぼ７割方席は埋まっていましたね。
それでも出来るだけ前の席を探して一人分のスペースを確保しました。
毎回気になるのが、地元の方でしょうが、ブルーシートやござで席取りをして、直前まで来ない人が多いことです。
どんどん席が埋まっていきますから、空いていると思って人込みをかき分けてきたら物が置かれていた！なんてことが起きるとがっかりです。
私なども、席に着いたらトイレも行かずにそこに座っています。
これは取り決めごとですから、主催者の方でルールを決めてしまうしかないと思います。席取りをしていても、開始１時間前までに座ってない席は、ござやブルーシートを撤去する。
これでどうでしょう。
今回は、リングアナウンサーの伊波大志さんの解説も、第一回大会からの横綱戦の対戦回顧があり、通の方から初めての方まで沖縄闘牛の歴史が分かりやすく説明されていたのが好印象でした。
閑話休題
話を本論に戻します(@^^)/~~~！！
対戦開始は１２時からですが、１１時からは、少林流武道館の皆さんの棒術と空手の演武が披露されました。
男女の沖縄空手の演武は、見事でした。
続いて、うるま市立与勝中吹奏楽部のマーチングバンドの演奏がありました。
県大会では金賞を取る腕前は、大会のセレモニーを担当するには十分な役回りです。
１３組の取り組みは、全体的に好取組の連続で、まさに１００回記念に相応しい取組のオンパレードでした。
私が写真を取れた取組を中心に簡単にコメント致します。
封切戦の川風三銃士ＶＳだだ吉優輝は、無敗牛同士の闘いらしく２０分を超える熱戦になりましたが、根性に優るだだ吉優輝が勝ち名乗りを挙げました。
シーの１０番戦の武装戦線牙狼ＶＳ結愛ちゃんトガイーは、互いにやる気満々で入場してきたものの、相手の鋭い角を見て、まず結愛ちゃんトガイーが少しびびる仕草を見せましたが、武装戦線牙狼も一瞬相手の角にビビり気味になり、お互い睨み合いに・・・。
体力に勝る結愛ちゃんトガイーが、短期決戦を制しました。
シーの６番戦の戦闘大主ＶＳ雷神丸戦も互いににらみ合う静かなスタートとなりました。
が、４分余りの短期決戦で戦闘大主に軍配が上がりました。
シーの４番戦の武将王ＶＳけんたろう戦も注目の一戦でしたが、武将王の圧力が優りました。
ただ、先に敗走したけんたろうとほぼ同じくして武将王も戦列を離れる様子を見せたのではないかと私には見えましたので、その力はマイナスの意味で未知数だと思います。
一番王座交代劇がありそうだと見ていた軽量級戦ですが、北部組合に初の王座をもたらした琉仁謝名親方（りゅーじんじゃなうぇーかた）が気合い満々で入場。
カブラー気味のガン角を駆使して、龍天龍鬼丸の大角と動きを完封。
殆ど鬼丸に得意の掛け押しをする機会を与えず、自分のペースで闘いを支配して完勝しました。
中量級戦も意外な展開となりました。
これまで、負けないオーラに包まれて、割り技にもびくともしなかった王者ですが、今回は蜂男（はちなん）トガイー来夢（らいむ）の角使いに思わす引く仕草も・・・。
攻める来夢を掛け技で受け止めた王者がかろうじて王座を守りました。
今回の試合ぶりを見る限りは、中量級戦線は混沌としそうですね。
多くの有力牛の牛主は、チャンスあり！と密かに感じたことでしょう。
そして迎えた全島一優勝旗争奪戦、古堅モータス☆若力ＶＳ大屋若大将の戦いは、若大将が積極的な攻めを見せて、もしや？の期待を持たせたものの、徐々に巨体を活かした掛け技で若力が主導権を握り、３分余りで圧勝しました。
もまれた経験の無さが、ここ一番で脆さに繋がったのではないかと思います。
もう少し経験を積んでからの方が良かったですね、結果論ですが・・。
それでは、全取組の結果は、以下の通りです。
勝ち牛 タイム
古堅モータス☆若力 3.54 大屋若大将
闘将ハヤテ 14.13 蜂男トガイー来夢
琉仁謝名親方 5.57 龍天龍鬼丸
武将王 6.09 けんたろう
徳昇龍 9.29 雷電若力
戦闘大主 4.36 雷神丸
大蛇王 14.07 不動心
梨夢神 3.00 徳田若力
山里シーサー 1.19 魁闘勇士ジュニア
結愛ちゃんトガイー 2.24 武装戦線牙狼
伊集若力 6.29 長堂畜産次男坊
ゆうり若力 11.00 寿北斗
だだ吉優輝 20.15 川風三銃士
うるま市では、第１００回全島大会を記念して多目的広場の隣の石川地域活性化センター舞天館で「闘牛写真資料展－語り継がれる人と牛の記憶。牛庭に刻まれた闘いの軌跡－と題した写真展が開かれています。
１２日（火）まで、午前１０時から午後６時までで、入場無料です。
闘牛の歴史と、様々な名場面が展開されています。
私も、明日にでも出かけようと考えています。
大盛況の第１００回秋の全島大会でした。
私が会場入りしたのが、１０時半ですが、その時点でほぼ７割方席は埋まっていましたね。
それでも出来るだけ前の席を探して一人分のスペースを確保しました。
毎回気になるのが、地元の方でしょうが、ブルーシートやござで席取りをして、直前まで来ない人が多いことです。
どんどん席が埋まっていきますから、空いていると思って人込みをかき分けてきたら物が置かれていた！なんてことが起きるとがっかりです。
私なども、席に着いたらトイレも行かずにそこに座っています。
これは取り決めごとですから、主催者の方でルールを決めてしまうしかないと思います。席取りをしていても、開始１時間前までに座ってない席は、ござやブルーシートを撤去する。
これでどうでしょう。
今回は、リングアナウンサーの伊波大志さんの解説も、第一回大会からの横綱戦の対戦回顧があり、通の方から初めての方まで沖縄闘牛の歴史が分かりやすく説明されていたのが好印象でした。
閑話休題
話を本論に戻します(@^^)/~~~！！
対戦開始は１２時からですが、１１時からは、少林流武道館の皆さんの棒術と空手の演武が披露されました。
男女の沖縄空手の演武は、見事でした。
続いて、うるま市立与勝中吹奏楽部のマーチングバンドの演奏がありました。
県大会では金賞を取る腕前は、大会のセレモニーを担当するには十分な役回りです。
１３組の取り組みは、全体的に好取組の連続で、まさに１００回記念に相応しい取組のオンパレードでした。
私が写真を取れた取組を中心に簡単にコメント致します。
封切戦の川風三銃士ＶＳだだ吉優輝は、無敗牛同士の闘いらしく２０分を超える熱戦になりましたが、根性に優るだだ吉優輝が勝ち名乗りを挙げました。
シーの１０番戦の武装戦線牙狼ＶＳ結愛ちゃんトガイーは、互いにやる気満々で入場してきたものの、相手の鋭い角を見て、まず結愛ちゃんトガイーが少しびびる仕草を見せましたが、武装戦線牙狼も一瞬相手の角にビビり気味になり、お互い睨み合いに・・・。
体力に勝る結愛ちゃんトガイーが、短期決戦を制しました。
シーの６番戦の戦闘大主ＶＳ雷神丸戦も互いににらみ合う静かなスタートとなりました。
が、４分余りの短期決戦で戦闘大主に軍配が上がりました。
シーの４番戦の武将王ＶＳけんたろう戦も注目の一戦でしたが、武将王の圧力が優りました。
ただ、先に敗走したけんたろうとほぼ同じくして武将王も戦列を離れる様子を見せたのではないかと私には見えましたので、その力はマイナスの意味で未知数だと思います。
一番王座交代劇がありそうだと見ていた軽量級戦ですが、北部組合に初の王座をもたらした琉仁謝名親方（りゅーじんじゃなうぇーかた）が気合い満々で入場。
カブラー気味のガン角を駆使して、龍天龍鬼丸の大角と動きを完封。
殆ど鬼丸に得意の掛け押しをする機会を与えず、自分のペースで闘いを支配して完勝しました。
中量級戦も意外な展開となりました。
これまで、負けないオーラに包まれて、割り技にもびくともしなかった王者ですが、今回は蜂男（はちなん）トガイー来夢（らいむ）の角使いに思わす引く仕草も・・・。
攻める来夢を掛け技で受け止めた王者がかろうじて王座を守りました。
今回の試合ぶりを見る限りは、中量級戦線は混沌としそうですね。
多くの有力牛の牛主は、チャンスあり！と密かに感じたことでしょう。
そして迎えた全島一優勝旗争奪戦、古堅モータス☆若力ＶＳ大屋若大将の戦いは、若大将が積極的な攻めを見せて、もしや？の期待を持たせたものの、徐々に巨体を活かした掛け技で若力が主導権を握り、３分余りで圧勝しました。
もまれた経験の無さが、ここ一番で脆さに繋がったのではないかと思います。
もう少し経験を積んでからの方が良かったですね、結果論ですが・・。
それでは、全取組の結果は、以下の通りです。
勝ち牛 タイム
古堅モータス☆若力 3.54 大屋若大将
闘将ハヤテ 14.13 蜂男トガイー来夢
琉仁謝名親方 5.57 龍天龍鬼丸
武将王 6.09 けんたろう
徳昇龍 9.29 雷電若力
戦闘大主 4.36 雷神丸
大蛇王 14.07 不動心
梨夢神 3.00 徳田若力
山里シーサー 1.19 魁闘勇士ジュニア
結愛ちゃんトガイー 2.24 武装戦線牙狼
伊集若力 6.29 長堂畜産次男坊
ゆうり若力 11.00 寿北斗
だだ吉優輝 20.15 川風三銃士
うるま市では、第１００回全島大会を記念して多目的広場の隣の石川地域活性化センター舞天館で「闘牛写真資料展－語り継がれる人と牛の記憶。牛庭に刻まれた闘いの軌跡－と題した写真展が開かれています。
１２日（火）まで、午前１０時から午後６時までで、入場無料です。
闘牛の歴史と、様々な名場面が展開されています。
私も、明日にでも出かけようと考えています。
Posted by ゆかり号 at 19:21│Comments(0)
│闘牛
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