2014年02月27日
★闘牛百話207.-読谷闘牛大会の案内・大物の呼び声高い梨夢神登場!!-
★闘牛百話207.-読谷闘牛大会の案内・大物の呼び声高い梨夢神登場!!-
旧正大会の興奮から約1か月が過ぎました。
3月は、4週連続の闘牛大会です。
第一弾は、読谷闘牛大会が3月2日(日)午後1時から石川多目的ドームで開催されます。
読谷組合の牛を中心にして、ベテランから中堅どころ、若手の有望牛、デビュー戦の期待牛など、バランスのとれたメンバー構成となっています。
注目は、何と言ってもシーの大一番です。
昨年の秋の全島大会で、体格で勝る徳田若力を僅か3分で下し、デビューから3連勝と勢いに乗る石川組合の梨夢神が登場してきました。
迎え撃つ読谷組合の大将は、元徳之島中量級王者の雷電若力です。
沖縄にトレードされて初戦を無難に勝ち上がったものの、秋の全島大会でよもやの敗戦を喫してしまいましたが、梨夢神との体重差は約80キロ。
体重差と経験値の差で、大物の呼び声高い梨夢神を撃破できるか注目されます。
軽量級では大きすぎ、中量級では小さすぎる梨夢神。
何とも悩ましい体格ですが、これまで体力差のある相手を短期決戦で破ってきた力は相当のものがあります。
名のある相手を破り、中量級の横綱戦線に名乗りを挙げたいところでしょう。
シーの2番戦には、昨年の春の全島大会で中量級王座の闘将ハヤテに挑んだ北部の雄トラムクーパンダが登場します。
今年の北部新春大闘牛大会のシーの2番戦で、同じく復帰を賭ける浜川闘神王を2分余りで下し、復調の兆しを見せています。
迎え撃つ読谷組合は、徳之島で活躍して沖縄移籍後デビュー戦を圧勝した松田皇。
こちらは、試合間隔をたっぷり取って休養十分でしょうから、三が日闘牛から期間の短いトラムクーパンダの調整具合がポイントになりそうです。
シーの3番戦は、与勝組合のベテラン朝戸大砲。
迎え撃つ読谷組合は、デビュー戦となる東昇赤コブラが登場します。
デビュー戦の若牛をシーの3番戦に抜擢するあたり、陣営の自信のほどが伺えます。
昨年10月のうるま市祭り闘牛のシーの1番戦で若手の期待牛を相手に惜敗した朝戸大砲ですが、今回はどのような戦いを魅せてくれるでしょうか。
今大会唯一の1トンクラスの激突ですから、迫力ある打撃戦を期待したいものです。
シーの4番戦は、軽量級の若手不動心が登場します。
3連勝で臨んだ秋の全島大会では、旧正大会で軽量級王座に就いた大蛇王と14分余りの激戦の末敗れましたが、約4か月の休養でどこまで回復したか注目されます。
シーの6番戦には、リングアナウンサーの伊波大志さんの愛牛大志パンダが登場します。
対する天刃若虎も先場所の勝利で勢いがついているでしょうから、接戦が期待できそうです。
ハチャー対決と銘打たれたシーの8番戦も面白そうです。
ハチャーとは、蜂のように素早い動きをする技牛に付けられる名前ですが、軽量級らしいスリリングな戦いが期待できそうです。
取り組みは、いつものように沖縄タイムスの紙面から引用させて頂きます。
紅 組 番 付 白 組
雷電若力 シーの1番 梨 夢 神
松 田 皇 シーの2番 トラムクーパンダ
東昇赤コブラ シーの3番 朝戸大砲
不 動 心 シーの4番 荒天真優葉
戦勝虎錦若力 シーの5番 大金星久高
大志パンダ シーの6番 天刃若虎
松田竜神 シーの7番 は~え~キング
虎蛇ハチャー シーの8番 泰貴ハチャー
祐太小力 シーの9番 源がんちゃん
松田赤鬼 シーの10番 牛頭若力
旧正大会の興奮から約1か月が過ぎました。
3月は、4週連続の闘牛大会です。
第一弾は、読谷闘牛大会が3月2日(日)午後1時から石川多目的ドームで開催されます。
読谷組合の牛を中心にして、ベテランから中堅どころ、若手の有望牛、デビュー戦の期待牛など、バランスのとれたメンバー構成となっています。
注目は、何と言ってもシーの大一番です。
昨年の秋の全島大会で、体格で勝る徳田若力を僅か3分で下し、デビューから3連勝と勢いに乗る石川組合の梨夢神が登場してきました。
迎え撃つ読谷組合の大将は、元徳之島中量級王者の雷電若力です。
沖縄にトレードされて初戦を無難に勝ち上がったものの、秋の全島大会でよもやの敗戦を喫してしまいましたが、梨夢神との体重差は約80キロ。
体重差と経験値の差で、大物の呼び声高い梨夢神を撃破できるか注目されます。
軽量級では大きすぎ、中量級では小さすぎる梨夢神。
何とも悩ましい体格ですが、これまで体力差のある相手を短期決戦で破ってきた力は相当のものがあります。
名のある相手を破り、中量級の横綱戦線に名乗りを挙げたいところでしょう。
シーの2番戦には、昨年の春の全島大会で中量級王座の闘将ハヤテに挑んだ北部の雄トラムクーパンダが登場します。
今年の北部新春大闘牛大会のシーの2番戦で、同じく復帰を賭ける浜川闘神王を2分余りで下し、復調の兆しを見せています。
北部の雄復活なるか?トラムクーパンダ
迎え撃つ読谷組合は、徳之島で活躍して沖縄移籍後デビュー戦を圧勝した松田皇。
こちらは、試合間隔をたっぷり取って休養十分でしょうから、三が日闘牛から期間の短いトラムクーパンダの調整具合がポイントになりそうです。
シーの3番戦は、与勝組合のベテラン朝戸大砲。
迎え撃つ読谷組合は、デビュー戦となる東昇赤コブラが登場します。
デビュー戦の若牛をシーの3番戦に抜擢するあたり、陣営の自信のほどが伺えます。
昨年10月のうるま市祭り闘牛のシーの1番戦で若手の期待牛を相手に惜敗した朝戸大砲ですが、今回はどのような戦いを魅せてくれるでしょうか。
今大会唯一の1トンクラスの激突ですから、迫力ある打撃戦を期待したいものです。
シーの4番戦は、軽量級の若手不動心が登場します。
3連勝で臨んだ秋の全島大会では、旧正大会で軽量級王座に就いた大蛇王と14分余りの激戦の末敗れましたが、約4か月の休養でどこまで回復したか注目されます。
シーの6番戦には、リングアナウンサーの伊波大志さんの愛牛大志パンダが登場します。
対する天刃若虎も先場所の勝利で勢いがついているでしょうから、接戦が期待できそうです。
ハチャー対決と銘打たれたシーの8番戦も面白そうです。
ハチャーとは、蜂のように素早い動きをする技牛に付けられる名前ですが、軽量級らしいスリリングな戦いが期待できそうです。
取り組みは、いつものように沖縄タイムスの紙面から引用させて頂きます。
紅 組 番 付 白 組
雷電若力 シーの1番 梨 夢 神
松 田 皇 シーの2番 トラムクーパンダ
東昇赤コブラ シーの3番 朝戸大砲
不 動 心 シーの4番 荒天真優葉
戦勝虎錦若力 シーの5番 大金星久高
大志パンダ シーの6番 天刃若虎
松田竜神 シーの7番 は~え~キング
虎蛇ハチャー シーの8番 泰貴ハチャー
祐太小力 シーの9番 源がんちゃん
松田赤鬼 シーの10番 牛頭若力
2014年02月22日
★疑問に思うことあれこれ’14(3)-百条委員会で明かされる事実、しかし・・・!-
★疑問に思うことあれこれ’14(3)-百条委員会で明かされる事実、しかし・・・!-
辺野古埋め立て承認に関して、県議会が地方自治法第100条に基づく調査特別委員会、いわゆる百条委員会の証人喚問が始まりました。
あまり期待はしていませんでしたが、環境生活部の「環境保全への懸念が払拭できない」という報告に対し、何ら調整がなかったというのは、早くから「承認」する意思が固かったということでしょう。
土木建築部長に至っては「会議の議事録はない」と回答するなど、民間の感覚では考えられない答えが返ってきました。
このような重要な案件で会議の議事録がないというのは信じられないことですが、仮に本当だったとするなら、政治的に結論が先にあって議論する余地はなかったということでしょう。
あるものをないと回答し、資料の提出を避ける戦術だったとすれば(これが真実ではないかと私は思いますが)、知事や県幹部は、承認過程を含め事実を公表する気はなく、県民の知る権利に応える気は全くないということでしょう。
誰の為の知事職なのでしょうか。
誰の為の公務員なのでしょうか。
ソチ五輪では、フィギュアのフリーの採点が物議を醸し出しています。
優勝したソトニコワの採点が高く、銀メダルのキム・ヨナの採点が低い!というものです。
直後から韓国メディアは問題視していましたし、オンライン署名サイトでは150万人の署名が集まったという報道もあります。
機械での判定ではないので主観を排除するのは困難ですから、採点競技は本当に難しいですね。
しかし、韓国でやったら同じことが起こったでしょう!!
逆にもっと酷いかも知れません。
そして、敢えて言わせて頂けるなら、フリーの演技に限って言えば、浅田真央の演技がソトニコワやキム・ヨナよりも低いというのは解せません(だからと言って、採点をやり直せ!!と声高に言うつもりもありません)。
日本人だというのを割り引いても、浅田の演技は最高の演技だったと思います。
順位はともかく、多くの人が「浅田真央は世界最高の演技をした」と納得しているでしょう。
死力を尽くした各国の選手のためにも、あまりこの問題で騒いで欲しくないですね。
辺野古埋め立て承認に関して、県議会が地方自治法第100条に基づく調査特別委員会、いわゆる百条委員会の証人喚問が始まりました。
あまり期待はしていませんでしたが、環境生活部の「環境保全への懸念が払拭できない」という報告に対し、何ら調整がなかったというのは、早くから「承認」する意思が固かったということでしょう。
土木建築部長に至っては「会議の議事録はない」と回答するなど、民間の感覚では考えられない答えが返ってきました。
このような重要な案件で会議の議事録がないというのは信じられないことですが、仮に本当だったとするなら、政治的に結論が先にあって議論する余地はなかったということでしょう。
あるものをないと回答し、資料の提出を避ける戦術だったとすれば(これが真実ではないかと私は思いますが)、知事や県幹部は、承認過程を含め事実を公表する気はなく、県民の知る権利に応える気は全くないということでしょう。
誰の為の知事職なのでしょうか。
誰の為の公務員なのでしょうか。
ソチ五輪では、フィギュアのフリーの採点が物議を醸し出しています。
優勝したソトニコワの採点が高く、銀メダルのキム・ヨナの採点が低い!というものです。
直後から韓国メディアは問題視していましたし、オンライン署名サイトでは150万人の署名が集まったという報道もあります。
機械での判定ではないので主観を排除するのは困難ですから、採点競技は本当に難しいですね。
しかし、韓国でやったら同じことが起こったでしょう!!
逆にもっと酷いかも知れません。
そして、敢えて言わせて頂けるなら、フリーの演技に限って言えば、浅田真央の演技がソトニコワやキム・ヨナよりも低いというのは解せません(だからと言って、採点をやり直せ!!と声高に言うつもりもありません)。
日本人だというのを割り引いても、浅田の演技は最高の演技だったと思います。
順位はともかく、多くの人が「浅田真央は世界最高の演技をした」と納得しているでしょう。
死力を尽くした各国の選手のためにも、あまりこの問題で騒いで欲しくないですね。
2014年02月02日
★闘牛百話206.旧正大会の結果-大蛇王!王座奪取!!-
★闘牛百話206.旧正大会の結果-大蛇王!王座奪取!!-
先着千名様には豪華プレゼントありということもあり、1時間以上前からファンが押し寄せた伝統の旧正大会。
※プレゼントは、お米2キロでした(*^_^*)!!
前半戦は、割と淡白な試合が続きましたが、最後の2番は、手に汗握る熱戦となりました。
<封切戦>
4戦全勝同士の無敗対決となったシーの10番戦は、攻守入れ替わる激戦となりましたが、掛け技で勝る大城木工が14分余りの熱戦を制しました。
安定した取り口は、今後の花形牛に成長しそうです。
<シーの8番>
ベテラン対決は、シプー(粘り強い)の光パンダが粘るかと思いきや、
常勝会龍虎の圧力が勝りまさかの3分で圧勝しました。
<シーの6番戦>
連勝が途切れた後、すぐに復帰戦を飾り、そのまま連勝街道を突き進むかと思われた隆羽白鵬に、一時期のスランプを脱し、北部へ移籍した琉仁謝名戦闘鬼(旧名・結愛ちゃんトガイー)。
琉仁の長く鋭い角から繰り出される掛け押しに、白鵬が防戦一方になり、わずか3分で琉仁が勝利しました。
環境の変化もプラスに作用したか、一時期のスランプがら完全に復活したようです。
元王者嘉良来亥背白は、相手の伊集若力の怪我による欠場で、お披露目だけの登場となりました。
<シーの4番戦>
全島大会の常連徳昇龍は、秒殺でリクトを圧倒しました。
<シーの3番戦>
デビューから2連勝している武将王と、昨年は負けなしのミツケ紅雲(こううん)は、激しい先手争いが繰り広げられましたが、紅雲の鋭い角先が顔面を直撃したのか、7分過ぎに武将王がいきなり戦列を離れて勝負が決しました。
昨年の秋の全島大会でのけんたろう戦でも角先での攻撃を嫌がるそぶりを見せていただけに、弱点が露呈した形となりました。
<シーの2番戦>
4戦無敗の大和産業若力に対し、デビュー戦を惜敗し1年間の休養を経て復帰戦となる勝進龍の戦いは、一見無謀な組み合わせにも思えました。
しかし、交角と同時に勝進龍の掛け技が大和産業若力の攻めを封じ、力の入る激戦になりました。
掛けが外れると大和産業若力の逆襲で、勝進龍の首筋を一気に攻め、一瞬勝進龍の体が浮き上がるほどの爆発力を見せました。
これを必至で堪える勝進龍は、首持たせを繰り返しながら大和産業若力の前進を掛け技で食い止め、相手を窮屈な態勢に追い込み続けました。
長期戦に突入した20分過ぎ、負けを知らない大和産業若力が粘り切るか、勝ち方を知らない勝進龍が攻め切れるか、どっちだ!となったその時、大和産業若力が遂に舌出し。
そして、堪えきれなくなった大和産業若力の圧力が弱くなったところを勝進龍の押し込みが決まりました。
初白星を挙げた勝進龍は、連勝街道をまっしぐらに突き進みそうですから、じっくり相手を選びながら大事に育ててもらいたいと思います。
それにしても、この勝進龍をデビュー戦で圧倒しただだ吉三郎の評価が再認識された戦いでした。
<軽量級優勝旗争奪戦>
昨年6月の対決で敗れている相手を挑戦者に迎えた琉仁謝名親方陣営は、決死の覚悟で臨んだ防衛線だったでしょう。
今では立場が違うとばかりに、ガン角を使って掛けて割って主導権を握る王者。
そうはさせじと、万能型の角で王者の動きを封じ逆に掛け技を決める大蛇王。
時間が経つのが早く感じられるほどの激しい甲乙つけがたい攻防戦が続きましたが、長期戦に突入した18分過ぎ、遂に王者が舌を出してしまいました。
それでも粘る王者でしたが、20分過ぎ、さすがに精魂尽きて、大蛇王の返り討ちが決まるとと同時に、軽量級王座交代劇で幕が閉じられました。
勝ち牛 タイム(分.秒)
大 蛇 王 20.47 琉仁謝名親方
勝 進 龍 22.40 大和産業若力
ミツケ紅雲 7.41 武 将 王
徳 昇 龍 0.49 ム ク ト
伊集若力 取り消し 嘉良来亥背白
琉仁謝名戦闘鬼 3.50 隆羽白鵬
常勝会龍虎 2.30 光パンダ
友羽総業ジプトン 3.21 伊良皆圧送頑銃桜
山 田 号 1.57 南の島の人気者
大城木工 14.16 雷神勇志パンダ
先着千名様には豪華プレゼントありということもあり、1時間以上前からファンが押し寄せた伝統の旧正大会。
※プレゼントは、お米2キロでした(*^_^*)!!
前半戦は、割と淡白な試合が続きましたが、最後の2番は、手に汗握る熱戦となりました。
<封切戦>
4戦全勝同士の無敗対決となったシーの10番戦は、攻守入れ替わる激戦となりましたが、掛け技で勝る大城木工が14分余りの熱戦を制しました。
安定した取り口は、今後の花形牛に成長しそうです。
<シーの8番>
ベテラン対決は、シプー(粘り強い)の光パンダが粘るかと思いきや、
常勝会龍虎の圧力が勝りまさかの3分で圧勝しました。
<シーの6番戦>
連勝が途切れた後、すぐに復帰戦を飾り、そのまま連勝街道を突き進むかと思われた隆羽白鵬に、一時期のスランプを脱し、北部へ移籍した琉仁謝名戦闘鬼(旧名・結愛ちゃんトガイー)。
琉仁の長く鋭い角から繰り出される掛け押しに、白鵬が防戦一方になり、わずか3分で琉仁が勝利しました。
環境の変化もプラスに作用したか、一時期のスランプがら完全に復活したようです。
元王者嘉良来亥背白は、相手の伊集若力の怪我による欠場で、お披露目だけの登場となりました。
<シーの4番戦>
全島大会の常連徳昇龍は、秒殺でリクトを圧倒しました。
<シーの3番戦>
デビューから2連勝している武将王と、昨年は負けなしのミツケ紅雲(こううん)は、激しい先手争いが繰り広げられましたが、紅雲の鋭い角先が顔面を直撃したのか、7分過ぎに武将王がいきなり戦列を離れて勝負が決しました。
昨年の秋の全島大会でのけんたろう戦でも角先での攻撃を嫌がるそぶりを見せていただけに、弱点が露呈した形となりました。
<シーの2番戦>
4戦無敗の大和産業若力に対し、デビュー戦を惜敗し1年間の休養を経て復帰戦となる勝進龍の戦いは、一見無謀な組み合わせにも思えました。
勝進龍
しかし、交角と同時に勝進龍の掛け技が大和産業若力の攻めを封じ、力の入る激戦になりました。
掛けが外れると大和産業若力の逆襲で、勝進龍の首筋を一気に攻め、一瞬勝進龍の体が浮き上がるほどの爆発力を見せました。
これを必至で堪える勝進龍は、首持たせを繰り返しながら大和産業若力の前進を掛け技で食い止め、相手を窮屈な態勢に追い込み続けました。
長期戦に突入した20分過ぎ、負けを知らない大和産業若力が粘り切るか、勝ち方を知らない勝進龍が攻め切れるか、どっちだ!となったその時、大和産業若力が遂に舌出し。
そして、堪えきれなくなった大和産業若力の圧力が弱くなったところを勝進龍の押し込みが決まりました。
初白星を挙げた勝進龍は、連勝街道をまっしぐらに突き進みそうですから、じっくり相手を選びながら大事に育ててもらいたいと思います。
それにしても、この勝進龍をデビュー戦で圧倒しただだ吉三郎の評価が再認識された戦いでした。
<軽量級優勝旗争奪戦>
昨年6月の対決で敗れている相手を挑戦者に迎えた琉仁謝名親方陣営は、決死の覚悟で臨んだ防衛線だったでしょう。
今では立場が違うとばかりに、ガン角を使って掛けて割って主導権を握る王者。
そうはさせじと、万能型の角で王者の動きを封じ逆に掛け技を決める大蛇王。
時間が経つのが早く感じられるほどの激しい甲乙つけがたい攻防戦が続きましたが、長期戦に突入した18分過ぎ、遂に王者が舌を出してしまいました。
それでも粘る王者でしたが、20分過ぎ、さすがに精魂尽きて、大蛇王の返り討ちが決まるとと同時に、軽量級王座交代劇で幕が閉じられました。
勝ち牛 タイム(分.秒)
大 蛇 王 20.47 琉仁謝名親方
勝 進 龍 22.40 大和産業若力
ミツケ紅雲 7.41 武 将 王
徳 昇 龍 0.49 ム ク ト
伊集若力 取り消し 嘉良来亥背白
琉仁謝名戦闘鬼 3.50 隆羽白鵬
常勝会龍虎 2.30 光パンダ
友羽総業ジプトン 3.21 伊良皆圧送頑銃桜
山 田 号 1.57 南の島の人気者
大城木工 14.16 雷神勇志パンダ