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Posted by TI-DA at

2010年11月28日

今年最後の闘牛大会「宜野湾大会」の結果

★今年最後の闘牛大会「宜野湾大会」の結果

今年最後となる宜野湾闘牛大会の結果をお知らせ致します。

のんびり行きすぎて、残念ながら10番戦を見過ごしてしまいました。スピードのある

辺土名ハチャーの動きが楽しみだっただけに失敗でした。

7番戦は、一年半振りの試合をものともせずサーティーナイン荒鷲が、デビューから3連勝



眉間を鮮血に染めながらも見事勝利したサーティーナイン荒鷲


4番戦は、デビューから8連勝荒岩台風が貫録勝ち。






3番戦は、基山大力がデビューから4連勝。あの戦闘シャネルの子供です。






2番戦は、靖士富士が一発で仕留め、デビューから3連勝としました。






シーの一番は、2戦目でシー牛に抜擢された龍王神雷デビュー戦となる源若藤の闘い。

ガン角神雷に、横開きの長い角が特徴の若藤の巨漢同志の闘いに注目が集まりましたが、神雷の角を嫌がった若藤が戦列を離れ、あっけない幕切れに。


龍王神雷のガン角が源若藤の眉間を捕える。





早くも横綱候補の声が上がる龍王神雷



  勝ち   タイム  負け

龍王神雷    3.06 源 若 藤

靖士冨士     0.44 兼原パンダ

基山大力     5.01  夢  国
 
荒岩台風     0.59  小鉄花形

トシヤキング  4.03  零  戦

岩 光 力     7.38  平良剛力
 
サーティーナイン荒鷲 14.56  うら庭マックス
 
雲竜力丸     9.53  知花食堂カブラー

南星大魔人    不 戦   政パンダ
 
辺土名ハチャー 1.22  やまぐすく
  

Posted by ゆかり号 at 16:38闘牛

2010年11月24日

今年最後の闘牛大会「宜野湾大会」の案内

★今年最後の闘牛大会「宜野湾大会」の案内

来る28日(日)、今年最後の闘牛大会となる宜野湾大会が開催されます。

場所は、石川多目的ドームで、午後1時からのスタートです。

入場料は、男性2500円、女性2000円、中高生1000円、小学生以下無料となります。

県内各地の闘牛組合の中でも、一番元気のある宜野湾組合の大会とあって、取組も若手有望牛や連勝中の技牛、期待のデビュー戦等が揃い、十分楽しめるメンバーが揃いました。

取組を、沖縄タイムスの紙面から引用しましたので、ご確認下さい。






  紅    番付  白

龍王神雷    1  源 若 藤

靖士冨士     2  兼原パンダ

基山大力     3  夢  国
 
荒岩台風     4  小鉄花形

トシヤキング  5  零  戦

岩 光 力     6  平良剛力
 
サーティーンナイト荒鷲  7  うら庭マックス
 
雲竜力丸     8  知花食堂カブラー

南星大魔人    9  政パンダ
 
辺土名ハチャー 10  やまぐすく
  

Posted by ゆかり号 at 21:00闘牛

2010年11月14日

闘牛百話108.秋の全島闘牛大会速報!新王者荒風号誕生!

★闘牛百話108.秋の全島闘牛大会速報!新王者荒風号誕生!

やはり奇跡は起きませんでした!

形だけの小さな付け角をしたゆかり号でしたが、その左角を荒風号は、掛け取り、攻めていきました。防戦一方のゆかり号は、右角で攻勢に出ようとしましたが、その瞬間を荒風号は逃しませんでした。

一気にゆかり号の右側面を攻めて土手際に張り付けにし、あっけなく勝負がつきました。一度は向き直ったゆかり号でしたが、勝負の行方は火を見るよりも明らかでした。

終わりなきゆかり号伝説の第三章は、こうして幕を閉じました。私たちは、新たなゆかり号伝説の第四章を待つことになりました。

そして、新しい荒風号の時代が幕を開けたのです。

満を持して命名された荒風号。牛は関係者の期待を知る由もありませんが、牛主のプレッシャーは、勝って当然とは言え、計り知れないものがあったでしょう。

牛の背でガッツポーズをする牛主の目には、うっすらと光るものがありました。遂に手にした優勝旗。名門の一族とはいえ、自身が得た全島一の称号は、やはり特別なものがあるでしょう。

横綱を持つ牛主にしか味わえない重圧をこれから背負っていくその姿は、勝者の喜びと同時に、綱の責任を背負う覚悟に満ちた男の顔に見えました。

おめでとう荒風号。そして、関係者の皆さん!

<シーの2番戦>

闘天赤富士の優位は動かないと誰もが確信していましたが、古堅モータース号が気迫のこもった攻めで圧倒。まさかまさかの復活劇を見せてくれました。

<中量級戦>

後から入ってきた一心力が、終始攻めまくり、舞虎龍を一蹴。有無を言わさぬ激しい攻めで新王座に就きました。

<軽量級戦>

両者顔面を鮮血に染めながらの闘いでしたが、メカに一日の長がありました。

相手に嫌がられてばかりいたガン角でしたが、今日は勝手が違い、みずから交角を嫌がる場面がしばしばで、序盤二度ほどメカを持ち上げる程の腹取りに入ったのですが、その都度残られて、最後は自ら引き気味に敗走していまいました。


<シーの5番戦>

東山優武勝は、掛けられながらも逆に押し込み、最後は戦闘匠が諦めるようにして敗走しました。






<シーの9番戦>


素早い技を次から次へと繰り出す風神武蔵をがっちり受け止めた闘魂勇士パンダが貫録勝ちしました。





今回は、デジカメの電池が途中で切れたため、後半戦の写真がありません。すいません。

左が勝ち牛です。 

荒風号      1.52   ゆかり号  

古堅モータース号 9.09  闘天赤富士

一心力      1.52   東昇舞虎龍

闘将☆メカ   11.51  豪剣白ガン龍
 
東山優武将 9.22   戦闘匠

伊良皆圧送若頭 23.36    金功重機号

嵐 気 流 30.00  無双花形(引き分け)

読谷山中組号 4.21   それいけ兼本白龍
 
闘魂勇士パンダ 12.26    風神武蔵

突撃ハリケーン 15.42   荒天花形

芽天龍     15.12   貴力

爆進パンダ 7.18  闘龍山

二代目ひとめぼれ 2.04   男桜
  

Posted by ゆかり号 at 19:55闘牛

2010年11月13日

闘牛百話107.終わりなき「ゆかり号」伝説の第3章第1節!

★闘牛百話107.終わりなき「ゆかり号」伝説の第3章第1節!

いよいよ明日は、闘牛ファン注目の秋の全島大会です。

既にお伝えのように、シーの大一番は、ゆかり号対荒風号です。

「この牛を語らずして沖縄の闘牛は語れない」と言われる名牛初代ゆかり号

類稀な勝負根性を見せ、第二次闘牛ブームを支えた二代目ゆかり号。

ゆかり号という名は、横綱になることを宿命付けられた偉大な名前であると同時に、沖縄の闘牛ファンの心を否応なしに躍らせ、興奮させる名前なのです。

沖縄のアラフォー世代のゆかりさんは、その多くが初代ゆかり号の名前に由来しています。当時のオジー、オバー達は、孫娘の名前に競って「ゆかり」と付けていたと言いますからその人気の凄さが分かるでしょう。

TVでも取り上げられた白龍の登場で、再び火がついた闘牛ブームを支えたのが二代目ゆかり号でした。20年に一頭の素材と言われた新和王との激戦は、今でも語り草になっています。

さて、三代目ゆかり号の登場も劇的でした。山川パンダという名前で今帰仁でデビューし、その素質を買われて徳之島にトレードされたものの、練習中に角を折るという不運に見舞われ、沖縄に戻ってきたところを、今の牛主に見出され、ゆかり号を襲名しました。春の全島大会では、左角を折りながらも王者を圧倒し、見事横綱の地位に昇り詰めました。

初代から3代目までのゆかり号の特徴は、低い重心としっかりした四肢の作り、首力の凄さに加えて、類まれな闘志です。二代目を何度も見た私個人の感想を言わせて頂くと、二代目と三代目の共通点は、これらに加えて、眼力の凄さです。

大きなつぶらな瞳と相手を睨む時の鋭い眼光が、二代目を彷彿させるほど酷似しています。春の全島大会の勝利後のゆかり号の姿は、思わず、時間が20年前にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えました。

一方の荒風号は、ゆかり号引退後の群雄割拠の時代を制し、デビューから20連勝という空前絶後の記録を記したした名横綱です。通産29勝1敗という記録は、沖縄闘牛界の歴史の中でも注目されるべき記録です。

驚くべきは、闘牛沖縄ガイドブックの写真にもありますが、当時の荒風号は、鼻綱も外したままで写真に映っています。激しい荒技を繰り出す猛牛が、普段は鼻綱を外しても扱えるくらいの牛だったのです。

荒岩号に始まり、荒風号、新和トガイー、新和王等、沖縄闘牛の歴史の中で、10頭の横綱を輩出した名門中の名門の挑戦者陣営。

名門の歴史をかけて、荒風号の名前をつけて王者ゆかり号に臨んできました。

我々闘牛ファンは、この世紀の闘いを見届ける義務があるでしょう。

どうか万全の体調で臨んで欲しいと願わずはいられません。

さあ!その時は、明日に迫っています。
  

Posted by ゆかり号 at 20:27闘牛

2010年11月09日

闘牛百話106.秋の全島闘牛大会展望!

★闘牛百話106.秋の全島闘牛大会展望!

来る11月14日(日)は、正午から石川多目的ドームにて、秋の全島闘牛大会が開催されます。

会場は、高速の石川インターを降りて右折し、200M右側にあります。

駐車スペースが限られていますので、早目に来て、駐車違反にならない農道の脇等に停めるのが無難です。

入場料は、男性3,000円、女性2,000円、中高生1,000円、小学生以下無料です。

開始一時間前には、7~8割方席が埋まりますので、前目の席を確保したい方は、10時までには会場入りすることをお勧めします。

3時間以上座りっぱなしになりますので、厚手の敷物は必携です。あとは、お弁当、飲み物、お菓子も持参すると良いでしょう。

個人的には、タイトル戦の3番を観るだけでも3、000円を出す価値があると思っています。

それほど待ち遠しい「全島一決定戦」です。以下は、主な対戦予想です。


<ゆかり号VS荒風号>

付け角をしてくるであろうゆかり号陣営は、角が折れる危険性が高いだけに、できるだけ早く勝負を決めたいところです。

従って、序盤から闘牛士も激しいヤグイでゆかり号を鼓舞していくでしょう。

一方、長いカブラー角を持つ荒風号陣営は、じっくり掛け技を仕掛け、長期戦に持ち込めば勝機が見えてきます。

角も折れよとばかりに攻め込むゆかり号の気迫が勝るか、必死の守りで長期戦に持ち込みたい荒風号の粘りが勝るか、10分間の攻防が勝負の分け目となりそうです。

その名に王者となる宿命が宿る「三代目ゆかり号」に対し、約40年ぶりに稀代の名横綱「荒風号」を襲名してタイトル戦に臨む挑戦者陣営。

名門同志の意地と誇りを賭けた激突に、闘牛界の注目が集まります。



<無差別級王者 三代目ゆかり号>



<古堅モータース号VS闘天赤富士>


前横綱対2戦全勝の挑戦者。

戦歴からは、明らかに前横綱有利に見えますが、中越地震を乗り越えて沖縄に来た無敗の赤富士の粘りが勝るのではないかと思います。


<東昇舞虎龍VS一心力>

100キロ近い体重差にも関わらず、果敢に挑む一心力陣営の意気込みに期待します。

激しい攻めが特徴の一心力に対し、首力と体重差で守り抜く戦法に出るのではないかと思われる舞虎龍

攻めと守りの攻防が注目の的ですが、ここは、長期戦で王者、短期決戦で挑戦者有利と見ます。



<中量級王者 東昇舞虎龍>



<闘将☆メカVS豪剣白ガン龍>

パンダ牛同志の白熱した闘いに期待が高まります。

鮮血で顔面を染める激しい闘い必至の攻防戦が見ものです。

攻めても守っても、その鋭いガン角が相手の眉間を切り裂く白ガン龍を、王者がどう攻めるのか注目されます。

粘りと根性の王者は、様々な闘いを経験した強みを生かせるか、逆に、苦しい闘いを経験したことで、疲労が蓄積されていないかが気になるところです。

逆に、挑戦者は、一方的な勝ち方をしてきただけに、思うような展開に持ち込めない時のストレスに耐えられるかがポイントです。



<軽量級王者 闘将☆メカ>



<伊良皆圧送若頭VS金功重機号>

怪我で中量級王座を返上した若頭と、金功重機号。

数少ない長期戦になりそうですが、双方の応援合戦が注目です。

頑張る牛達を、人間の力と応援で、どこまでサポートできるかも大きな注目点です。

<爆進パンダVS闘龍山>
前半戦最大の目玉です。

どちらも短期決戦型だけに、目まぐるしい攻防戦が期待できます。

闘龍山が先場所の敗戦を払拭していれば、10分以内の、瞬きする間の瞬刹を観ることができるかも知れません。

その他では、ベテランの嵐気流、貴力が、若手を相手にどのような闘いを見せてくれるかも注目されますし、話題のパンダ牛の闘いも楽しみです。

まずは、緒戦の、二代目ひとめぼれVS男桜(オトコマエ)の名前対決を楽しみましょう。


紅         番付      白 

ゆかり号 全島一優勝旗争奪戦  荒風号

古堅モータース号 2 闘天赤富士

東昇舞虎龍 中量級全島一優勝旗争奪戦 一心力

闘将☆メカ 軽量級全島一優勝旗争奪戦 豪剣白ガン龍

東山優武将 5 戦闘匠

伊良皆圧送若頭 6 金功重機号

嵐 気 流 7 無双花形

読谷山中組号 8 それいけ兼本白龍

闘魂勇士パンダ 9 風神武蔵

突撃ハリケーン 10 荒天花形

貴力 11 芽天龍

爆進パンダ 12 闘龍山

二代目ひとめぼれ 13 男桜
  

Posted by ゆかり号 at 22:11闘牛

2010年11月01日

闘牛百話105.読谷村祭り闘牛の結果

★闘牛百話105.読谷村祭り闘牛の結果

観光地での祭り闘牛とあって、開始前には1200人の観客が集まり、最終的な主催者発表は、2000人超になるほどの大盛況になりました。





封切戦が短期決戦で幕を開けると、とんとん拍子に進むかと思われた7番戦が、予想外の長期戦になりましたが、攻める富里勝力の掛け技を凌ぎ切った渡具知GOGOが粘り勝ち、満場の喝采を浴びました。





控え小屋から闘牛場の入り口までは坂になっているため、勢いよく飛び込んで来る闘牛に、入口付近にいる観客が大慌てで道を空けるスリリングな場面もあり、緊張感のある展開となりました。

3番戦は、2戦2勝のキング花形を序盤から攻め続けた龍星岩鉄が、勝利と引き換えに左角先を折り、右後ろ脚を負傷するというアクシデントに見舞われました。無事復帰して欲しいと願わずにはいられません。





2番戦は、東昇ヒーゲーが、2年連続祭り闘牛不戦勝という超珍しい結末になり、次の対戦が興味深いものになりました。





優勝旗争奪戦は、体重100キロ差をものともせず攻め続けた伊良皆圧送真悠桜が、琉球パンダを圧倒。連敗を3で食い止めました。実力牛の復活劇は、読谷組合の将来を予感させるものでした。





2000人のファンを楽しませたのは、牛達だけではなく、闘牛の合間に披露された沖縄国際大学・美女軍団のベリーダンスショーでした。

旧盆大会の恒例行事になりつつありますが、遂に祭り闘牛にも登場し、拍手喝采を浴びていました。中近東独特ののダンスだということですが、妖艶な立ち振る舞いが、真剣勝負の緊張感の中で、一種の清涼剤(というよりもオジサン達の目をくぎ付けに)となっていました。











   勝ち        時間      負け
 
伊良皆圧送真悠桜     1.14    琉球パンダ

東昇ヒーゲー       不戦    古堅モータース大王

龍星岩鉄         5.14     キング花形

~ ~ 沖縄国際大学・美女軍団ベリーダンスショー ~ ~

結愛ちゃんトガイー  0.57    渡具知タッチュー

松田竜神         1.52     年力

神風桃太郎        7.46     大湾花形   

渡具知GOGO      22.46     富里勝力

智哉キング        4.36       メリケンカブラー
  

Posted by ゆかり号 at 22:31闘牛