【PR】

  

Posted by TI-DA at

2011年01月08日

闘牛百話110.旧正大会速報-挑戦者は龍王神雷

★闘牛百話110.旧正大会速報-挑戦者は龍王神雷

早々と、王者荒風号の挑戦相手が発表されました。

初防衛戦の相手に選ばれたのは、予想に反して新鋭の龍王神雷です。



龍王神雷


次の横綱候補として、注目度ナンバー1の若手牛です。

私の予想は、秋の全島大会で復活ののろしを上げた元横綱の古堅モータース号が有力かと思っていましたが、早々とビックカードが実現した形です。

横綱陣営からすると、今のうちに倒しておくのが得策との判断で選ばれたのでしょうか。成長し切ってからでは恐ろしい相手であることは確かです。

対照的な角を持つ両牛の対決は、どのような結末を迎えるのでしょうか。

横開きのカブラー角の横綱荒風号に対し、内側に鋭く湾曲した所謂ガン角の挑戦者。

どちらが主導権を握るかで、勝負はあっけない結末を迎える可能性が高いと見ます。

横綱が、挑戦者のガン角をものともせず掛け止めれば、経験の浅い挑戦者は防戦一方になる可能性がありますし、逆に挑戦者がガン角を横綱の眉間にガンガン打ち付けていけば、眉間にウイークポイントがありそうな横綱にとっては、所謂弁慶の泣き所を突かれて、引かざるを得ない体勢になりそうです。

持ち味を生かした接戦で、長期戦を期待したいところですが、どちらが勝っても、5分以内の短期決戦ではないでしょうか。

その他では、期待の若手対決が組まれました。

3戦全勝同士の東山優武将VS靖士富士。

いきなり若手の全勝対決、サバイバル戦です。


戦闘匠の掛けを凌ぐ東山優武将(右)


見たい対決ですが、どちらかが一敗地にまみれることを考えると、まだ先でも良かったのではないかと思えてなりません。

2頭とも素質を高く評価されていますが、まだまだ闘い方が幼く、自分の型が確立していません。

経験豊富なベテラン牛との闘いを経験させて、攻めと守りの切り替えを覚えさせて、経験を積ませていくのが正攻法の育て方だと思いますが、微妙な判断ですね。


もう一つの目玉は、4勝1敗の芽天龍と2戦全勝の辺土名ハチャーの軽量級対決です。

どちらも素早い動きが持ち味ですから、攻守が目まぐるしく入れ替わる攻防戦が期待できます。

2月6日(日)の旧正準全島大会、正式な全取組の発表はまだですが、この3番だけでも魅力たっぷりの大会になることは間違いありません。
  

Posted by ゆかり号 at 09:05闘牛

2011年01月04日

恒例の三が日闘牛

★恒例の三が日闘牛

恒例の三が日闘牛ですが、さすがに日頃仕事に追われて、家のことをしていないため、年始回りを優先せざるを得ませんでした。結果は、沖縄タイムスの紙面から引用致します。

写真無しのブログは、如何にも面白みがありませんが、結果の詳細は、闘牛IN沖縄http://www2u.biglobe.ne.jp/~office21/をご覧ください。

新春北部大闘牛大会は、数少ない屋外の大会で、今帰仁村営闘牛場で行われました。

シーの一番は、長期戦になり、トラムクーパンダが勝利。3連勝で全島大会等の大きな大会への登場が待たれます。

私が期待した琉昇天力トラトラは、順調に勝利しましたね。

2日の新春準全島闘牛大会は、中量級王者の一心力が、古豪の松クロフネを全く寄せ付けない怒涛の攻めで、王座を防衛しました。

期待通りの結果で、次の相手探しが楽しみです。

注目したパンダ対決は、爆進パンダが、川風入福パンダに勝ち、サバイバル戦に勝ち残りました。連敗の川風入福パンダは、休養して英気を養って欲しいところです。


3日の新春南部大闘牛大会は、シーの一番でベテランの大嵩写真館号が、源若藤に勝利しました。

若手の現若藤は、デビューから2連敗となり、折角の巨体と大角がもったいないですね。

今年の躍進が期待される基山大力は、わずか1分余りでまんぷく尾白に勝利。

できれば、接戦をしながら勝ち進んでもらいたいところですが、それは無理な注文でしょうか。

今年も、好スタートを切った沖縄の闘牛界、2月は早々と旧正大会で王座荒風号の防衛戦が見られそうです。

どうぞご期待下さい。


  

Posted by ゆかり号 at 21:08闘牛

2011年01月02日

新年の行事・四方拝

★新年の行事・四方拝

新年明けましておめでとうございます

今年は、曇り空で、残念ながら初日の出は拝めませんでした。

我が家の庭から撮影した東の空です。




雲の間から太陽の光が差しているのが分かるでしょうか。平成23年元旦の東の空です。

大みそかは、家族が揃い、すき焼きを食べるのが我が家の習慣です。

屋敷の掃除をして、早目にすき焼きを食べ、ビールと泡盛を楽しみ、9時過ぎには寝ます。

除夜の鐘を聞かなくなりずいぶん経ちます。年越し蕎麦も食べなくなりました。

朝は、5時には起き、恒例の10キロ走に出かけます。

「一年の計は元旦にあり」を、かれこれ10年以上実行しています。

真っ暗な中を国道沿いに東に向かい、玉城城址をぐるっと一回りするようにして、玉城(たまぐすく)、百名(ひゃくな)、仲村渠(なかんだかり)、垣の花(かきのはな)、親ケ原(おやけはら)、喜良原(きらばる)、糸数(いとかず)、当山(とうやま)、富里(ふさと)、を巡り中山(なかやま)に戻ってくる10キロのコースです。

一年を振り返り、今年の抱負を考えつつ、小一時間の走り初めです。

今年も軽快に走り切りました。おきなわマラソンに向けて、まずは順調な滑り出しです。

一風呂浴びて、お雑煮を食べると、屋敷の四方拝を行います。




四隅に線香をあげ、泡盛をささげ、門口(じょーぐち)に線香をあげた後は、台所の火ヌ神(ひぬかん)に線香をあげます。

左上に水、真ん中に泡盛を注いだお猪口、右はお茶の葉を入れた水、中の左は米、右は塩、そして、下には三枚肉が並んでいます。




これを御膳に乗せ、今年一年の家内安全を祈念して四方拝を行います。

四方拝が済むと、床の間と仏壇に線香をあげ、家の年長者が初水(はちみじぃ)と言って右上の茶碗の水を三度、一年の健康を祈りながら、家族一人ひとりの額に付けます。

子供の頃は祖母が、祖母亡き後は父が、父亡き後は母が初水を家族に付けています。

子供の頃は、川の水を汲んできていましたが、今は水道水です。

四方拝が済むと、女性陣は料理にかかり、男は門中(むんちゅう/一族の集まり))の新年会に向かいます。

我が家のひんぷん(門)です。




玄関から見たかすかに見えるふるさとの海です。




皆様にとって、平成23年という年が、良い年になるようにお祈り致します。  

Posted by ゆかり号 at 14:56沖縄の年中行事