2018年11月30日
★’18NAHAマラソンへの道(8)-NAHAマラソンの楽しみ方(@^^)/~~~!!-
★’18NAHAマラソンへの道(8)-NAHAマラソンの楽しみ方(@^^)/~~~!!-
太陽と海とジョガーの祭典「那覇マラソン」
キャッチフレーズの中に「応援するサポーター」も加えて欲しいですね。
トリムマラソン風に言うと「走る貴方も、応援する貴方も主役です!」と言う感じです。
<ベスト応援団賞の創設を!!>
沿道で応援する方々を表彰する仕組みもほしいなあ~と感じます。
個人的には、35歳で初出場して以来、22年間で14回出場し、11回の完走を果たしましたが、沿道の皆さんの力が無ければ完走できなかった、ということが何回もありました。
今年は、CBブレースのおかげで、4年ぶりに出場し、8年ぶりの完走を目指しています(*^_^*)!!
NAHAマラソンの応援は、応援だけではなく、応援そのものが、応援する方々の自己実現になっているケースも沢山あると感じるここ数年の様相です。
できれば、沿道の応援風景に対しても、何らかの表彰制度を設けて頂けないかと感じています。
一方では、自分のための応援になると本末転倒ということになりかねないなと言う気もしますが・・・(^^♪
<沿道で繰り広げられる数々のパフォーマンス>
私なりの那覇マラソンの楽しみはと言うと、ポイントポイントで繰り広げられるパフォーマンです。
7キロ地点のYMCAなどは、走りながら回りのランナーが話題にしています。
今年は、西城秀樹の死去により、これまでにない応援団のパフォーマンスがあるのではないかと予想しています。
ライブ演奏、サンバ、ロボットの応援、エイサー、空手の演武と、ある意味、沖縄にある民俗芸能の祭典が沿道では繰り広げられています。
<応援する人々の表情>
走っていて楽しいのが、沿道の応援する方々の色々な表情を楽しむことができるということも大きいですね。
家族や職場の同僚を待つ姿や顔、みんなを応援する分け隔てない姿、それよりもなによりも、ミスユニバースを100年分集合させてもかなわないだろうと思えるほどのウチナー美人のオンパレード。
ウチナー美人を好き放題観れるというのは、これはもう、ランナーの特権といっても良いでしょう(*^_^*)!!
42.195キロの間で見る、応援する方々の様々な姿と表情は、とても変化に富み、とても温かく、那覇マラソンでなければ味わえないようなものがあります。
<子供やオジー・オバーの応援>
次に、私が楽しみなのが、子供とオジーオバーの応援です。
水や食べ物は、可能な限り、子供やオジー、オバーからもらうようにしています。
必死で応援している子供達には、こちらも必死で応じてあげたいと思いますし、元気をもらうことができます。
また、オジー、オバーは、亡き祖父母達を思い出してしましますので、気持ちを奮い立たせる役割を演じて頂けます。
ただ、面白いのが、オバー達の中には「ヒーヤ、ヒーヤ!」と掛け声をかける人たちがいたりして、「俺は闘牛じゃないぞ~」と、時々思ったりします(*^_^*)
<ありとあらゆる食料が供給される那覇マラソン>
色んな食べ物が見ず知らずの方々からもらえるのも那覇マラソンの特徴です。
ここはもう、遠慮しないでもらうだけもらうのがポイントです。
(但し、食べ過ぎに注意!完走後体重が増える人がいます(^_^メ))。
分け隔てない愛情と応援を、遠慮なく、かつ感謝を込めて頂きましょう。
<パフォーマーの数々>
様々な衣装に身を包んだパフォーマー達が揃うのもNAHAマラソンの見どころの一つですが、
私の一押しは、例年4000番台のゼッケンを付けながら、最後方から進んでくるバニーちゃん(男性)です(*^_^*)!!
沿道の「バニーちゃ~ん!!」の掛け声に、手を振り、笑顔を振りまき、投げキッスをし、乞われれば記念写真にも納まります。
いつも後ろ姿しか見たことがないので、今年こそはその顔を確かめてみたいものです(@^^)/~~~!!
二番目は、恐らく最多出場のポケモンです。
最初は、一人で出てきて、10年前くらいから親子ポケモンで出ていましたが、数年前からはまた親一人の出場になりました。
子供が成長して、本土にでも行ってしまったのでしょうか?
再び戻ってきて、親子ポケモン(今度は、子供の方が大きくなっているでしょう!)の再現を期待したいおのです(^^♪
余裕があれば、走っている人の会話、応援している人の会話を楽しむのも那覇マラソンの楽しみです。
参加する皆さん!、応援する皆さん!
太陽と海とジョガーと、応援するサポーターの祭典、那覇マラソンを皆で楽しみましょう!
太陽と海とジョガーの祭典「那覇マラソン」
キャッチフレーズの中に「応援するサポーター」も加えて欲しいですね。
トリムマラソン風に言うと「走る貴方も、応援する貴方も主役です!」と言う感じです。
<ベスト応援団賞の創設を!!>
沿道で応援する方々を表彰する仕組みもほしいなあ~と感じます。
個人的には、35歳で初出場して以来、22年間で14回出場し、11回の完走を果たしましたが、沿道の皆さんの力が無ければ完走できなかった、ということが何回もありました。
今年は、CBブレースのおかげで、4年ぶりに出場し、8年ぶりの完走を目指しています(*^_^*)!!
NAHAマラソンの応援は、応援だけではなく、応援そのものが、応援する方々の自己実現になっているケースも沢山あると感じるここ数年の様相です。
できれば、沿道の応援風景に対しても、何らかの表彰制度を設けて頂けないかと感じています。
一方では、自分のための応援になると本末転倒ということになりかねないなと言う気もしますが・・・(^^♪
<沿道で繰り広げられる数々のパフォーマンス>
私なりの那覇マラソンの楽しみはと言うと、ポイントポイントで繰り広げられるパフォーマンです。
7キロ地点のYMCAなどは、走りながら回りのランナーが話題にしています。
今年は、西城秀樹の死去により、これまでにない応援団のパフォーマンスがあるのではないかと予想しています。
ライブ演奏、サンバ、ロボットの応援、エイサー、空手の演武と、ある意味、沖縄にある民俗芸能の祭典が沿道では繰り広げられています。
<応援する人々の表情>
走っていて楽しいのが、沿道の応援する方々の色々な表情を楽しむことができるということも大きいですね。
家族や職場の同僚を待つ姿や顔、みんなを応援する分け隔てない姿、それよりもなによりも、ミスユニバースを100年分集合させてもかなわないだろうと思えるほどのウチナー美人のオンパレード。
ウチナー美人を好き放題観れるというのは、これはもう、ランナーの特権といっても良いでしょう(*^_^*)!!
42.195キロの間で見る、応援する方々の様々な姿と表情は、とても変化に富み、とても温かく、那覇マラソンでなければ味わえないようなものがあります。
<子供やオジー・オバーの応援>
次に、私が楽しみなのが、子供とオジーオバーの応援です。
水や食べ物は、可能な限り、子供やオジー、オバーからもらうようにしています。
必死で応援している子供達には、こちらも必死で応じてあげたいと思いますし、元気をもらうことができます。
また、オジー、オバーは、亡き祖父母達を思い出してしましますので、気持ちを奮い立たせる役割を演じて頂けます。
ただ、面白いのが、オバー達の中には「ヒーヤ、ヒーヤ!」と掛け声をかける人たちがいたりして、「俺は闘牛じゃないぞ~」と、時々思ったりします(*^_^*)
<ありとあらゆる食料が供給される那覇マラソン>
色んな食べ物が見ず知らずの方々からもらえるのも那覇マラソンの特徴です。
ここはもう、遠慮しないでもらうだけもらうのがポイントです。
(但し、食べ過ぎに注意!完走後体重が増える人がいます(^_^メ))。
分け隔てない愛情と応援を、遠慮なく、かつ感謝を込めて頂きましょう。
<パフォーマーの数々>
様々な衣装に身を包んだパフォーマー達が揃うのもNAHAマラソンの見どころの一つですが、
私の一押しは、例年4000番台のゼッケンを付けながら、最後方から進んでくるバニーちゃん(男性)です(*^_^*)!!
沿道の「バニーちゃ~ん!!」の掛け声に、手を振り、笑顔を振りまき、投げキッスをし、乞われれば記念写真にも納まります。
いつも後ろ姿しか見たことがないので、今年こそはその顔を確かめてみたいものです(@^^)/~~~!!
二番目は、恐らく最多出場のポケモンです。
最初は、一人で出てきて、10年前くらいから親子ポケモンで出ていましたが、数年前からはまた親一人の出場になりました。
子供が成長して、本土にでも行ってしまったのでしょうか?
再び戻ってきて、親子ポケモン(今度は、子供の方が大きくなっているでしょう!)の再現を期待したいおのです(^^♪
余裕があれば、走っている人の会話、応援している人の会話を楽しむのも那覇マラソンの楽しみです。
参加する皆さん!、応援する皆さん!
太陽と海とジョガーと、応援するサポーターの祭典、那覇マラソンを皆で楽しみましょう!
2018年11月19日
★さんぴんの花(@^^)/~~~!!
★さんぴんの花(@^^)/~~~!!
土曜日は、実家の庭を耕して大晦日用のほうれん草の種を蒔きました(^^♪
倉庫の前のミカン木に巻き付いているのはさんぴんの木(茉莉花・まつりか)です。
白い清楚な花を咲かせています。
蕾の状態はこんな感じです。
これが花開くと白い花になります。
摘んで熱湯をかけると良い香りのさんぴん茶になります(@^^)/~~~!!
土曜日は、実家の庭を耕して大晦日用のほうれん草の種を蒔きました(^^♪
倉庫の前のミカン木に巻き付いているのはさんぴんの木(茉莉花・まつりか)です。
白い清楚な花を咲かせています。
蕾の状態はこんな感じです。
これが花開くと白い花になります。
摘んで熱湯をかけると良い香りのさんぴん茶になります(@^^)/~~~!!
2018年11月18日
★闘牛百話(435)-与勝闘牛大会の結果!-
★闘牛百話(435)-与勝闘牛大会の結果!-
与勝闘牛大会は、観戦に行けなかったので、友人からのメッセンジャーで結果をお送りします。
注目の封切戦は、押し気味に試合を進めた富士虎が自ら戦列を離れて飛び、幸立成号が勝利しました。
シーの9番戦は、隼ハートの相手徳之島ヒラーに戦意がなく、不完全燃焼ですが、51秒でハートの勝利!
シーの6番戦は、赤富士暴瑠斗が勝ちました。
シーの4番戦は、覇驪砲の勝利。
注目のシーの3番戦は、刃誡皇が、3分弱で圧倒しました。
次の相手が楽しみです(*^_^*)!!
シーの2番戦は、突撃神龍が、
シーの大一番は、龍星白雪が貫録勝ちしましたね(^^♪
今年も無事、全ての大会が終了しました(@^^)/~~~!!
勝ち牛 タイム(分.秒)
龍 星 白 雪 9.38 甲 州 信 虎
突 撃 神 龍 9.38 山 栄 白 蓮
刃 誡 皇 3.11 具志川花形
覇 驪 砲 11.48 不 動 山
達矢花形桜 10.39 南 星 武 虎
赤富士暴瑠斗 7.58 なつきパンダ
きくはら工務店號 9.59 与 勝 大 砲
永 昇 小 僧 0.41 牛頭小力號
隼 ハ ー ト 0.51 徳之島ヒラー
幸 立 成 号 6.10 富 士 虎
与勝闘牛大会は、観戦に行けなかったので、友人からのメッセンジャーで結果をお送りします。
注目の封切戦は、押し気味に試合を進めた富士虎が自ら戦列を離れて飛び、幸立成号が勝利しました。
シーの9番戦は、隼ハートの相手徳之島ヒラーに戦意がなく、不完全燃焼ですが、51秒でハートの勝利!
シーの6番戦は、赤富士暴瑠斗が勝ちました。
シーの4番戦は、覇驪砲の勝利。
注目のシーの3番戦は、刃誡皇が、3分弱で圧倒しました。
次の相手が楽しみです(*^_^*)!!
シーの2番戦は、突撃神龍が、
シーの大一番は、龍星白雪が貫録勝ちしましたね(^^♪
今年も無事、全ての大会が終了しました(@^^)/~~~!!
勝ち牛 タイム(分.秒)
龍 星 白 雪 9.38 甲 州 信 虎
突 撃 神 龍 9.38 山 栄 白 蓮
刃 誡 皇 3.11 具志川花形
覇 驪 砲 11.48 不 動 山
達矢花形桜 10.39 南 星 武 虎
赤富士暴瑠斗 7.58 なつきパンダ
きくはら工務店號 9.59 与 勝 大 砲
永 昇 小 僧 0.41 牛頭小力號
隼 ハ ー ト 0.51 徳之島ヒラー
幸 立 成 号 6.10 富 士 虎
2018年11月15日
★闘牛百話(434)-与勝闘牛大会の案内!若手無敗牛対決の封切戦に大物の呼び声の髙い刃誡皇の登場!-
★闘牛百話(434)-与勝闘牛大会の案内!若手無敗牛対決の封切戦に大物の呼び声の髙い刃誡皇の登場!-
今年最後の闘牛大会の案内となりました(^^♪
全島大会が終わると一年が終わったような気分になるのですが、これが本当に一年を締めくくる大会となります。
シーの1番戦には、元徳之島中量級全島一の龍星白雪(元・吉村畜産☆白雪)と、復帰戦を飾った信州信虎の戦いですが、
最も注目を集める戦いは、封切戦の幸立成号VS富士虎の一戦です。
地方大会では珍しい、無敗の若牛同士の対決ですから、多くの闘牛ファンの注目を集めています。
私の友人などは「この試合だけでも観たい!」と、どうにか都合が付けられないかと悩んでいましたね(*^-^*)!!
私が一番注目しているのは、シーの3番戦に登場する刃誡皇(はかいおう)です。
デビュー戦は、6月の胡屋闘牛大会。
シーの大一番に抜擢されて、対戦相手は全盛期の闘将☆ハヤテに挑戦したこともある成神(元・龍神アグレ)。
古豪を僅か21秒で下したのですが、1トンを超える見事な体躯体型に加えて鋭く長いトガイー角の持ち主です。
しかも、兄に酋長大力皇、辺士名牛志(元中量級王者)がいるという超良血です。
花形牛が不足気味の沖縄重量級界では、今後の成長が最も期待される若牛の一頭です。
対戦相手は、ベテランの具志川花形。
体重は900キロ弱と大きく見劣りしますが、先場所はうるま祭り闘牛で、次期横綱候補の呼び声が高い有心蓮勝龍と16分余りの戦いをしました。
有心蓮勝龍の練習パートナーでもあるとのことですが、一線級の力を知る牛だけに、ややもすると若手には大きな壁になる可能性もあります。
どのような試合になるのか、興味津々のシーの3番戦です(@^^)/~~~!!
私のもう一頭の注目牛は、シーの9番戦に登場する隼ハートです。
牛主は、闘牛組合連合会の広報担当、闘牛カメラマンで、闘牛女子の魁け久高幸枝さんです。
徳之島でデビュー戦を飾った後、沖縄にトレードされ久高さんのもとへ!
昨年沖縄でのデビュー戦も快勝し、今年1月3連勝をかけて迎えた相手が、秋の全島大会でホワイトゴットに勝った三代目武勝龍。
惜しくも敗れたものの9月の復帰戦を飾り、今回4勝目を狙います。
お揃いの「闘牛女子」「闘牛男子」のTシャツを着た応援団の声援もハートを後押しします。
紅 組 番 付 白 組
龍 星 白 雪 シーの1番 甲 州 信 虎
突 撃 神 龍 シーの2番 山 栄 白 蓮
刃 誡 皇 シーの3番 具志川花形
不 動 山 シーの4番 覇 驪 砲
南 星 武 虎 シーの5番 達矢花形桜
赤富士暴瑠斗 シーの6番 なつきパンダ
与 勝 大 砲 シーの7番 きくはら工務店號
牛頭小力號 シーの8番 永 昇 小 僧
隼 ハ ー ト シーの9番 徳之島ヒラー
幸 立 成 号 シーの10番 富 士 虎
今年最後の闘牛大会の案内となりました(^^♪
全島大会が終わると一年が終わったような気分になるのですが、これが本当に一年を締めくくる大会となります。
シーの1番戦には、元徳之島中量級全島一の龍星白雪(元・吉村畜産☆白雪)と、復帰戦を飾った信州信虎の戦いですが、
最も注目を集める戦いは、封切戦の幸立成号VS富士虎の一戦です。
地方大会では珍しい、無敗の若牛同士の対決ですから、多くの闘牛ファンの注目を集めています。
私の友人などは「この試合だけでも観たい!」と、どうにか都合が付けられないかと悩んでいましたね(*^-^*)!!
私が一番注目しているのは、シーの3番戦に登場する刃誡皇(はかいおう)です。
デビュー戦は、6月の胡屋闘牛大会。
シーの大一番に抜擢されて、対戦相手は全盛期の闘将☆ハヤテに挑戦したこともある成神(元・龍神アグレ)。
古豪を僅か21秒で下したのですが、1トンを超える見事な体躯体型に加えて鋭く長いトガイー角の持ち主です。
しかも、兄に酋長大力皇、辺士名牛志(元中量級王者)がいるという超良血です。
花形牛が不足気味の沖縄重量級界では、今後の成長が最も期待される若牛の一頭です。
対戦相手は、ベテランの具志川花形。
体重は900キロ弱と大きく見劣りしますが、先場所はうるま祭り闘牛で、次期横綱候補の呼び声が高い有心蓮勝龍と16分余りの戦いをしました。
有心蓮勝龍の練習パートナーでもあるとのことですが、一線級の力を知る牛だけに、ややもすると若手には大きな壁になる可能性もあります。
どのような試合になるのか、興味津々のシーの3番戦です(@^^)/~~~!!
私のもう一頭の注目牛は、シーの9番戦に登場する隼ハートです。
牛主は、闘牛組合連合会の広報担当、闘牛カメラマンで、闘牛女子の魁け久高幸枝さんです。
徳之島でデビュー戦を飾った後、沖縄にトレードされ久高さんのもとへ!
昨年沖縄でのデビュー戦も快勝し、今年1月3連勝をかけて迎えた相手が、秋の全島大会でホワイトゴットに勝った三代目武勝龍。
惜しくも敗れたものの9月の復帰戦を飾り、今回4勝目を狙います。
お揃いの「闘牛女子」「闘牛男子」のTシャツを着た応援団の声援もハートを後押しします。
紅 組 番 付 白 組
龍 星 白 雪 シーの1番 甲 州 信 虎
突 撃 神 龍 シーの2番 山 栄 白 蓮
刃 誡 皇 シーの3番 具志川花形
不 動 山 シーの4番 覇 驪 砲
南 星 武 虎 シーの5番 達矢花形桜
赤富士暴瑠斗 シーの6番 なつきパンダ
与 勝 大 砲 シーの7番 きくはら工務店號
牛頭小力號 シーの8番 永 昇 小 僧
隼 ハ ー ト シーの9番 徳之島ヒラー
幸 立 成 号 シーの10番 富 士 虎
2018年11月13日
★闘牛百話(433)-第110回秋の全島闘牛大会詳報(*^-^*)!!-
★闘牛百話(433)-第110回秋の全島闘牛大会詳報(*^-^*)!!-
当日は、いつもの高速の高架下の農道に車を停めて10時前には会場入り。
良い席を確保し座ると、斜め後方にいつもは11時頃に来る友人の姿が・・・。
「封切戦が楽しみで早く来てしまいました(^^♪」とのこと。
早く来ても封切戦が早く始まる訳でもないのですが、その気持ち良く分かります(@^^)/~~~!!
いつもなら地元の中学生のマーチングバンドの演奏があって早くからリハーサルをしているのですが、今回は少し静かで寂しい会場です。
早く来た友人とひとしきり今回の予想を語り合っているといつの間にか11時。
オープニングは、北谷町栄口区青年会の勇壮なエイサーの演舞で幕が開きました。
旗頭持ち
大太鼓
パーランクーと女踊り
会場に響くニーセーター(青年たち)の掛け声と太鼓の音は、腹の底に轟きます。
今回の目玉は、封切戦の無敗対決でしたが、経験に物を言わせて激しく攻めに入る赤獣王に対し、戸惑い気味に守りに入る石山聖空宝志(いしざんきらぼし)。
しかし、しばらくすると聖空宝志が体を預ける首持たせで防戦。
この受け技は、相手の力を見切った牛が良く取る戦法で、一見攻められているように見えて実は着実に相手のスタミナと戦意を奪う戦法です。
キャリア3戦目の若牛が取る戦法ではありませんが、天性の勝負勘がそうさせるのでしょうか。
聖空宝志の術中にはまるかのように無理な押し込みを繰り返す赤獣王。
赤獣王が攻めているように見えますが、これは攻める方に体力的な負担がかかります。
「これは赤獣王は敵わないな?」と思う間もなく、赤獣王が飛んであっけなく勝負がつきました。
8戦全勝の、逃げたことのない赤獣王が自ら飛んで背を向けるとは、石山聖空宝志はどこまで強くなるでしょうか。
シーの12番戦も攻めるホワイトゴットに守勢に入る三代目武捷龍の凌ぎ合いでしたが、
次第に圧力を強めた三代目武捷龍に軍配が上がりました。
シーの11番戦は、今大会最高齢のモアの登場。
今年で15歳という年齢は、人間でいえば60歳から70歳に相当します。
和牛の種牛だと引退する年齢になります。
そのモアですが、孫くらいの年の差のある勝隆王(しょうりゅうきんぐ)を軽く一蹴しました。
シーの10番戦は、復帰戦を快勝した大進彩風が勢いそのままにしらみず王パンダを圧倒。
牛主の彩聖ちゃんは、女子高生です(^^♪
シーの9番戦は、ハヤタカ7ちゃんが龍星白岩を2分余りで下し、
シーの8番戦は、常勝会虎徹が、礼希の技を完封しました。
シーの7番戦は赤牛対決。戦績で劣ると思われたきむたか零が、見事な瞬発力を魅せて天刃丸を一気に押し込みました。
そして迎えたシーの6番戦。
中半戦注目の一番は、体重差90キロで軽量のファイティング大吉が得意の掛け技で闘(マチー大城)龍の動きを封じます。
横開き気味のカブラー角を駆使して相手の角を掛け、角を支点にして全体重を乗せます。
掛けが外れると闘龍の押し込みが炸裂しそうになるのを必死で掛け返して長期戦に持ち込みます。
20分、30分が過ぎ、遂に40分を超える消耗戦に突入しました。
場内からは両牛に対する大拍手が贈られ、勝負の行方を見守ります。
43分過ぎ、大吉がスタミナ切れの兆候を示すシバ出し(舌出し)。
勝負あったか?とも思われましたが、そこから驚異の粘り腰を見せる大吉が、47分52秒の長期戦を制しました。
稀に見る大激戦を展開した両牛には割れんばかりの拍手が贈られました。
シーの5番戦は、1トンの巨漢同士の対決となりましたが、イーグル王に軍配が上がりました。
3階級の横綱戦は、速報でお伝えしたとおりですが、
軽量級の新チャンピオンに輝いた二代目ひめゆりGOGOは、南部組合の所属牛。
牛舎は糸満市内にあり、本島最南端の牛舎からの軽量級横綱の誕生でした。
糸満市内で一頭だけ飼育されている闘牛がチャンピオンになったのです(@^^)/~~~!!
リングアナウンサーの伊波大志さんの紹介によると、
牛主が闘牛を飼うようになったきっかけは、沖縄と徳之島で全島一になり「殺し屋」と呼ばれて人気のあった「八重山酋長」の試合を見て「闘牛を飼いたい」と思うようになったとのこと。
そして、奥様に内緒で牛舎を作り、闘牛を飼い始めたのだそうです(^^♪
闘牛のサクセスストーリーと言えば、大里の「まんぷく食堂」の「まんぷく光号」が思い出されます。
初めて持った闘牛に自分の店の名前を付け、知り合いの闘牛関係者に預けて調教すると、あれよあれよという間に横綱の地位にまで上り詰めた闘牛界のシンデレラボーイと呼ばれた牛主と牛でした。
二代目ひめゆりGOGOの牛主は、牛主歴10年余り、遂に掴んだ念願の全島一のタイトルでした。
子供たちから友人たちまで、狂喜乱舞の優勝旗授与式となりましたが、如何に周りの応援、サポートがあったかということが伺えるシーンでした。
こういうシーンを見せられると「やっぱり闘牛って良いな~!」と思います。
勝ち牛 タイム(分.秒)
有心邁進龍 9.58 南 星 美 龍
(株)全勝工業
王冠 11.29 金 太 郎
二代目ひめゆり
GOGO 12.12 二代目テスリ産業パンダ
誠 月 龍 取り消し 新 力 號
イーグル王 6.33 それいけ琉球ドラゴン
ファイティング
大吉 47.52 闘(マチー大城)龍
きむたか零 2.40 天 刃 丸
常勝会虎徹 5.33 礼 希
ハヤタカ7ちゃん 2.42 龍 星 白 岩
大 進 彩 風 14.09 しらみず王パンダ
モ ア 1.07 勝 隆 王
三代目武捷龍 6.43 ホワイトゴッド
石山聖空宝志 3.36 赤 獣 王
当日は、いつもの高速の高架下の農道に車を停めて10時前には会場入り。
良い席を確保し座ると、斜め後方にいつもは11時頃に来る友人の姿が・・・。
「封切戦が楽しみで早く来てしまいました(^^♪」とのこと。
早く来ても封切戦が早く始まる訳でもないのですが、その気持ち良く分かります(@^^)/~~~!!
いつもなら地元の中学生のマーチングバンドの演奏があって早くからリハーサルをしているのですが、今回は少し静かで寂しい会場です。
早く来た友人とひとしきり今回の予想を語り合っているといつの間にか11時。
オープニングは、北谷町栄口区青年会の勇壮なエイサーの演舞で幕が開きました。
旗頭持ち
大太鼓
パーランクーと女踊り
会場に響くニーセーター(青年たち)の掛け声と太鼓の音は、腹の底に轟きます。
今回の目玉は、封切戦の無敗対決でしたが、経験に物を言わせて激しく攻めに入る赤獣王に対し、戸惑い気味に守りに入る石山聖空宝志(いしざんきらぼし)。
しかし、しばらくすると聖空宝志が体を預ける首持たせで防戦。
この受け技は、相手の力を見切った牛が良く取る戦法で、一見攻められているように見えて実は着実に相手のスタミナと戦意を奪う戦法です。
キャリア3戦目の若牛が取る戦法ではありませんが、天性の勝負勘がそうさせるのでしょうか。
聖空宝志の術中にはまるかのように無理な押し込みを繰り返す赤獣王。
赤獣王が攻めているように見えますが、これは攻める方に体力的な負担がかかります。
「これは赤獣王は敵わないな?」と思う間もなく、赤獣王が飛んであっけなく勝負がつきました。
8戦全勝の、逃げたことのない赤獣王が自ら飛んで背を向けるとは、石山聖空宝志はどこまで強くなるでしょうか。
シーの12番戦も攻めるホワイトゴットに守勢に入る三代目武捷龍の凌ぎ合いでしたが、
次第に圧力を強めた三代目武捷龍に軍配が上がりました。
シーの11番戦は、今大会最高齢のモアの登場。
今年で15歳という年齢は、人間でいえば60歳から70歳に相当します。
和牛の種牛だと引退する年齢になります。
そのモアですが、孫くらいの年の差のある勝隆王(しょうりゅうきんぐ)を軽く一蹴しました。
シーの10番戦は、復帰戦を快勝した大進彩風が勢いそのままにしらみず王パンダを圧倒。
牛主の彩聖ちゃんは、女子高生です(^^♪
シーの9番戦は、ハヤタカ7ちゃんが龍星白岩を2分余りで下し、
シーの8番戦は、常勝会虎徹が、礼希の技を完封しました。
シーの7番戦は赤牛対決。戦績で劣ると思われたきむたか零が、見事な瞬発力を魅せて天刃丸を一気に押し込みました。
そして迎えたシーの6番戦。
中半戦注目の一番は、体重差90キロで軽量のファイティング大吉が得意の掛け技で闘(マチー大城)龍の動きを封じます。
横開き気味のカブラー角を駆使して相手の角を掛け、角を支点にして全体重を乗せます。
掛けが外れると闘龍の押し込みが炸裂しそうになるのを必死で掛け返して長期戦に持ち込みます。
20分、30分が過ぎ、遂に40分を超える消耗戦に突入しました。
場内からは両牛に対する大拍手が贈られ、勝負の行方を見守ります。
43分過ぎ、大吉がスタミナ切れの兆候を示すシバ出し(舌出し)。
勝負あったか?とも思われましたが、そこから驚異の粘り腰を見せる大吉が、47分52秒の長期戦を制しました。
稀に見る大激戦を展開した両牛には割れんばかりの拍手が贈られました。
シーの5番戦は、1トンの巨漢同士の対決となりましたが、イーグル王に軍配が上がりました。
3階級の横綱戦は、速報でお伝えしたとおりですが、
軽量級の新チャンピオンに輝いた二代目ひめゆりGOGOは、南部組合の所属牛。
牛舎は糸満市内にあり、本島最南端の牛舎からの軽量級横綱の誕生でした。
糸満市内で一頭だけ飼育されている闘牛がチャンピオンになったのです(@^^)/~~~!!
リングアナウンサーの伊波大志さんの紹介によると、
牛主が闘牛を飼うようになったきっかけは、沖縄と徳之島で全島一になり「殺し屋」と呼ばれて人気のあった「八重山酋長」の試合を見て「闘牛を飼いたい」と思うようになったとのこと。
そして、奥様に内緒で牛舎を作り、闘牛を飼い始めたのだそうです(^^♪
闘牛のサクセスストーリーと言えば、大里の「まんぷく食堂」の「まんぷく光号」が思い出されます。
初めて持った闘牛に自分の店の名前を付け、知り合いの闘牛関係者に預けて調教すると、あれよあれよという間に横綱の地位にまで上り詰めた闘牛界のシンデレラボーイと呼ばれた牛主と牛でした。
二代目ひめゆりGOGOの牛主は、牛主歴10年余り、遂に掴んだ念願の全島一のタイトルでした。
子供たちから友人たちまで、狂喜乱舞の優勝旗授与式となりましたが、如何に周りの応援、サポートがあったかということが伺えるシーンでした。
こういうシーンを見せられると「やっぱり闘牛って良いな~!」と思います。
勝ち牛 タイム(分.秒)
有心邁進龍 9.58 南 星 美 龍
(株)全勝工業
王冠 11.29 金 太 郎
二代目ひめゆり
GOGO 12.12 二代目テスリ産業パンダ
誠 月 龍 取り消し 新 力 號
イーグル王 6.33 それいけ琉球ドラゴン
ファイティング
大吉 47.52 闘(マチー大城)龍
きむたか零 2.40 天 刃 丸
常勝会虎徹 5.33 礼 希
ハヤタカ7ちゃん 2.42 龍 星 白 岩
大 進 彩 風 14.09 しらみず王パンダ
モ ア 1.07 勝 隆 王
三代目武捷龍 6.43 ホワイトゴッド
石山聖空宝志 3.36 赤 獣 王
2018年11月12日
★闘牛百話(432)-第110回秋の全島大会速報!!-
★闘牛百話(432)-第110回秋の全島大会速報!!-
有心邁進龍二度目の防衛!
中量級新王座は、(株)全勝工業王冠(クラウン)!
軽量級は、二代目ひめゆりGOGO悲願の王座奪取!
秋晴れの空の下、第110回秋の全島闘牛大会が開催されました。
一組の取り消しがありましたが、短期決戦あり、一時間近い大熱戦ありの全島大会でした。
注目の全島一戦は、元徳之島全島一同士の戦いとなりました。
電撃速攻の南星美龍の荒業がさく裂するかかたずを飲む観衆を尻目に、がっぷり四つに組んでの掛け技の応酬は、予想に反して10分近い熱戦となり、尻上がりにエンジンがかかった王者の押し込みからの腹取りが決まりました。
しかし、3分以内の勝負とみられていた南星美龍の善戦が光った試合でした。
中量級戦は、前王者古堅モータース☆黄龍の優勝旗返上に伴う新王者決定戦。
前徳之島全島一の(株)全勝工業王冠が、古豪の金太郎を圧倒し、沖縄でも全島一の地位を射止めました。
軽量級戦は、初防衛戦となる二代目テスリ産業パンダに、二代目ひめゆりGOGOが挑戦しました。
横開きの長い角を駆使した掛け技に磨きがかかる王者に対し、王者の攻めを交わしながら短いガン角を打ち込む挑戦者の手に汗握る大激戦!
消耗戦突入かと思われた12分過ぎ、王者の掛けをかいくぐって圧力をかけ続けた挑戦者の前に王者が根負けする形で終止符が打たれました。
注目の封切戦、今大会最長時間を計測したシーの6番戦など、詳細は、今夜にでもお届けします。
勝ち牛 タイム(分.秒)
有心邁進龍 9.58 南 星 美 龍
(株)全勝工業
王冠 11.29 金 太 郎
二代目ひめゆり
GOGO 12.12 二代目テスリ産業パンダ
誠 月 龍 取り消し 新 力 號
イーグル王 6.33 それいけドラゴン
ファイティング
大吉 47.52 闘(マチー大城)龍
きむたか零 2.40 天 刃 丸
常勝会虎徹 5.33 礼 希
ハヤタカ7ちゃん 2.42 龍 星 白 岩
大 進 彩 風 14.09 しらみず王パンダ
モ ア 1.07 勝 隆 王
三代目武捷龍 6.43 ホワイトゴット
石山聖空宝志 3.36 赤 獣 王
有心邁進龍二度目の防衛!
中量級新王座は、(株)全勝工業王冠(クラウン)!
軽量級は、二代目ひめゆりGOGO悲願の王座奪取!
秋晴れの空の下、第110回秋の全島闘牛大会が開催されました。
一組の取り消しがありましたが、短期決戦あり、一時間近い大熱戦ありの全島大会でした。
注目の全島一戦は、元徳之島全島一同士の戦いとなりました。
電撃速攻の南星美龍の荒業がさく裂するかかたずを飲む観衆を尻目に、がっぷり四つに組んでの掛け技の応酬は、予想に反して10分近い熱戦となり、尻上がりにエンジンがかかった王者の押し込みからの腹取りが決まりました。
しかし、3分以内の勝負とみられていた南星美龍の善戦が光った試合でした。
中量級戦は、前王者古堅モータース☆黄龍の優勝旗返上に伴う新王者決定戦。
前徳之島全島一の(株)全勝工業王冠が、古豪の金太郎を圧倒し、沖縄でも全島一の地位を射止めました。
軽量級戦は、初防衛戦となる二代目テスリ産業パンダに、二代目ひめゆりGOGOが挑戦しました。
横開きの長い角を駆使した掛け技に磨きがかかる王者に対し、王者の攻めを交わしながら短いガン角を打ち込む挑戦者の手に汗握る大激戦!
消耗戦突入かと思われた12分過ぎ、王者の掛けをかいくぐって圧力をかけ続けた挑戦者の前に王者が根負けする形で終止符が打たれました。
注目の封切戦、今大会最長時間を計測したシーの6番戦など、詳細は、今夜にでもお届けします。
勝ち牛 タイム(分.秒)
有心邁進龍 9.58 南 星 美 龍
(株)全勝工業
王冠 11.29 金 太 郎
二代目ひめゆり
GOGO 12.12 二代目テスリ産業パンダ
誠 月 龍 取り消し 新 力 號
イーグル王 6.33 それいけドラゴン
ファイティング
大吉 47.52 闘(マチー大城)龍
きむたか零 2.40 天 刃 丸
常勝会虎徹 5.33 礼 希
ハヤタカ7ちゃん 2.42 龍 星 白 岩
大 進 彩 風 14.09 しらみず王パンダ
モ ア 1.07 勝 隆 王
三代目武捷龍 6.43 ホワイトゴット
石山聖空宝志 3.36 赤 獣 王
2018年11月11日
★闘牛百話(431)-秋の全島大会の楽しみ方(初めての方へ)!!-
★闘牛百話(431)-秋の全島大会の楽しみ方(初めての方へ)!!-
初めて闘牛大会を観戦される方のために、闘牛観戦のポイントをお教えします(*^_^*)!!
まず、全島大会は、大混雑しますので早めに会場入りすることをお勧めします。
周辺には駐車場はありませんから、石川支所(市役所)からのシャトルバスがお勧めです。
10時から運行していますから10時までには石川支所にお越しください。
会場入りしたら、まずはトイレを済ませて下さい。
混雑して通路にも人が座りますからトイレに行くのも大変です。
席は、牛の入場口の反対側がベストポジションです。
牛の入退場がよく見えます。
長時間座りっぱなしになりますから、クッションなどを持ってくるのが良いでしょう。
お尻が痛くなりますから(*^_^*)!!
暑くなるかも知れませんから、手ぬぐいやタオルも必携です(^^♪
会場にはパーラーが出店していますから、飲み物や食べ物も大丈夫ですが、身動きがとりにくいので、持参することをお勧めします。
私は、味噌おにぎり2個とポットに暖かいお茶、冷たい水、飴玉を持参しています。
お酒を持ち込む人もいますが、取り組みが入まるとトイレに行くのは大変ですから、お勧めできません。
対戦結果を記入するボールペンも持参すると良いでしょう。
観戦していてわからないことがあったら隣のおじさんに質問してください。
丁寧に答えてくれますよ。
一試合ごとに勝負が決まったら、勝ち牛にも負けた牛にも拍手をお願いします(@^^)/~~~!!
初めて闘牛大会を観戦される方のために、闘牛観戦のポイントをお教えします(*^_^*)!!
まず、全島大会は、大混雑しますので早めに会場入りすることをお勧めします。
周辺には駐車場はありませんから、石川支所(市役所)からのシャトルバスがお勧めです。
10時から運行していますから10時までには石川支所にお越しください。
会場入りしたら、まずはトイレを済ませて下さい。
混雑して通路にも人が座りますからトイレに行くのも大変です。
席は、牛の入場口の反対側がベストポジションです。
牛の入退場がよく見えます。
長時間座りっぱなしになりますから、クッションなどを持ってくるのが良いでしょう。
お尻が痛くなりますから(*^_^*)!!
暑くなるかも知れませんから、手ぬぐいやタオルも必携です(^^♪
会場にはパーラーが出店していますから、飲み物や食べ物も大丈夫ですが、身動きがとりにくいので、持参することをお勧めします。
私は、味噌おにぎり2個とポットに暖かいお茶、冷たい水、飴玉を持参しています。
お酒を持ち込む人もいますが、取り組みが入まるとトイレに行くのは大変ですから、お勧めできません。
対戦結果を記入するボールペンも持参すると良いでしょう。
観戦していてわからないことがあったら隣のおじさんに質問してください。
丁寧に答えてくれますよ。
一試合ごとに勝負が決まったら、勝ち牛にも負けた牛にも拍手をお願いします(@^^)/~~~!!
2018年11月08日
★闘牛百話(430)-第110回秋の全島闘牛大会展望(^^♪-
★闘牛百話(430)-第110回秋の全島闘牛大会展望(^^♪-
いよいよ日曜日は、沖縄闘牛の祭典!秋の全島闘牛大会です。
7日(水)の新報、タイムス両誌には、26頭の写真入りで一面を割いて記事が掲載されていましたから、詳細は新聞をご覧頂きたいのですが、
私なりの見方をコメントしたいと思います(^^♪
まずは、3階級の横綱戦ですが、
全島一は、挑戦者の南星美龍(14勝2敗)が得意の電撃速攻を決めることができるかが勝負のポイントになりそうです。
無敗の王者有心邁進龍(9戦全勝)の優位は動きませんが、ややスロースターター気味なのと、相手の角を嫌がる素振りを見せる試合を見せているだけに、付け入る隙はありそうです。
割り技をかましながら、あの吉村畜産☆光の1200キロの巨体を一気に策際に持って行った爆発力を見せることができれば沖縄王者も夢ではないでしょう。
ただ、一発で決めきれない場合は、徐々にエンジンがかかる邁進龍のペースになるでしょう。
中量級全島一は、古堅モータース☆黄琉の王座返上に伴う新王座決定戦です。
未だに理由が不明な王座の返上は不可解ですが、せめて理由くらいはファンに公表してもらいたいものです。
(株)全勝工業王冠(6勝1敗)は、沖縄でみりあ花形(現・有心蓮勝龍)との若手決戦に破れ徳之島へ。彼の地で花開き中量級全島一に就きましたが、王座を返上し再び沖縄入り。
対する金太郎(10勝2敗)は、全盛期の闘将☆ハヤテに挑戦したこともある古豪です。
両牛共に、組むだけで相手の眉間から側面を傷つける鋭い角を持つことから、激しい先手の取り合いとなりそうです。
痛みに耐えながら、自分の得意の体勢を取ることが出来た方に勝利の女神が微笑みそうです。
ここも短期戦必至の激戦か!
軽量級全島一は、二代目テスリ産業パンダ(8勝3敗)の初防衛戦です。
今年の好調ぶりが目を見張る王者の伝家の宝刀掛け技が炸裂するかが注目されます。
挑戦者の二代目ひめゆりGOGO(11勝1敗)は、内側に鋭く湾曲した所謂ガン角の持ち主です。
横開きの王者の大角から繰り出される掛け技を交わして、王者の眉間にガン角を突き刺すことができればチャンスが生まれそうです。
その他の取り組みでは、多くのファンが最も期待するのが封切戦です。
今大会唯一の無敗対決で、8戦全勝の赤獣王と、今年彗星のごとく現れた2戦全勝の石山聖空宝志(いしざんきらぼし)。
戦歴で勝る赤獣王の攻めか、体重と勢いの聖空宝志か、全島大会ならではの無敗対決に注目です。
シーの6番までは、軽量級の激突ですからスリリングでスピィーディーな試合を期待したいと思います。
シーの12番戦は、フランス原産のシヤロレー種独特のクリーム色が鮮やかなホワイト☆ゴッドの攻めか、連勝中の三代目武捷龍の守りか?
シーの11番は、恐らく今大会最高齢のベテラン、モア(16勝5敗1分け)の戦い振りに注目です。
シーの10番戦は、春の全島は不戦勝で不完全燃焼だった南部組合代表のしらみず王パンダに、一頓挫後復活してきた大進彩風のサバイバル戦です。
シーの9番戦は、昨秋の全島大会でキラキラカール☆ちゃんとのキラキラ対決を制して人気者になったハヤタカ7ちゃんが登場します。
シーの8番戦は、常勝会虎徹に、北部の雄、礼希の対決。
シーの6番は、長期戦にも対応できるファイティング大吉に、無敗の闘(マチー大城)龍の対決。
シーの5番戦と4番戦は、無敗で期待の大型牛、イーグル王(1000キロ)と誠月龍(1100キロ)がそれぞれ登場してきます。
全島大会としては、ややこじんまりした感は否めませんが、牛主の皆さんは、きっと胃の痛い思いでこの一週間を過ごされていることでしょう。
どの牛も万全の体調で本番を迎えて頂きたいと切望します。
紅 組 番 付 白 組
有心邁進龍 沖縄全島一 南 星 美 龍
(株)全勝工業 中 量 級
王冠 全 島 一 金 太 郎
二代目テスリ 軽 量 級
産業パンダ 全 島 一 二代目ひめゆりGOGO
誠 月 龍 シーの4番 新 力 號
イーグル王 シーの5番 それいけ琉球ドラゴン
ファイティング
大吉 シーの6番 闘(マチー大城)龍
天 刃 丸 シーの7番 きむたかアコー
常勝会虎徹 シーの8番 礼 希
ハヤタカ7ちゃん シーの9番 龍 星 白 岩
しらみず王パンダ シーの10番 大 進 彩 風
モ ア シーの11番 勝 隆 王
ホワイトゴッド シーの12番 三代目武捷龍
赤 獣 王 シーの13番 石山聖空宝志(いしざんきらぼし)
いよいよ日曜日は、沖縄闘牛の祭典!秋の全島闘牛大会です。
7日(水)の新報、タイムス両誌には、26頭の写真入りで一面を割いて記事が掲載されていましたから、詳細は新聞をご覧頂きたいのですが、
私なりの見方をコメントしたいと思います(^^♪
まずは、3階級の横綱戦ですが、
全島一は、挑戦者の南星美龍(14勝2敗)が得意の電撃速攻を決めることができるかが勝負のポイントになりそうです。
無敗の王者有心邁進龍(9戦全勝)の優位は動きませんが、ややスロースターター気味なのと、相手の角を嫌がる素振りを見せる試合を見せているだけに、付け入る隙はありそうです。
王者有心邁進龍
割り技をかましながら、あの吉村畜産☆光の1200キロの巨体を一気に策際に持って行った爆発力を見せることができれば沖縄王者も夢ではないでしょう。
ただ、一発で決めきれない場合は、徐々にエンジンがかかる邁進龍のペースになるでしょう。
中量級全島一は、古堅モータース☆黄琉の王座返上に伴う新王座決定戦です。
未だに理由が不明な王座の返上は不可解ですが、せめて理由くらいはファンに公表してもらいたいものです。
(株)全勝工業王冠(6勝1敗)は、沖縄でみりあ花形(現・有心蓮勝龍)との若手決戦に破れ徳之島へ。彼の地で花開き中量級全島一に就きましたが、王座を返上し再び沖縄入り。
みりあ花形(有心蓮勝龍)VS風神王冠((株)全勝工業王冠・右)
対する金太郎(10勝2敗)は、全盛期の闘将☆ハヤテに挑戦したこともある古豪です。
両牛共に、組むだけで相手の眉間から側面を傷つける鋭い角を持つことから、激しい先手の取り合いとなりそうです。
痛みに耐えながら、自分の得意の体勢を取ることが出来た方に勝利の女神が微笑みそうです。
ここも短期戦必至の激戦か!
軽量級全島一は、二代目テスリ産業パンダ(8勝3敗)の初防衛戦です。
今年の好調ぶりが目を見張る王者の伝家の宝刀掛け技が炸裂するかが注目されます。
挑戦者の二代目ひめゆりGOGO(11勝1敗)は、内側に鋭く湾曲した所謂ガン角の持ち主です。
横開きの王者の大角から繰り出される掛け技を交わして、王者の眉間にガン角を突き刺すことができればチャンスが生まれそうです。
その他の取り組みでは、多くのファンが最も期待するのが封切戦です。
今大会唯一の無敗対決で、8戦全勝の赤獣王と、今年彗星のごとく現れた2戦全勝の石山聖空宝志(いしざんきらぼし)。
戦歴で勝る赤獣王の攻めか、体重と勢いの聖空宝志か、全島大会ならではの無敗対決に注目です。
シーの6番までは、軽量級の激突ですからスリリングでスピィーディーな試合を期待したいと思います。
シーの12番戦は、フランス原産のシヤロレー種独特のクリーム色が鮮やかなホワイト☆ゴッドの攻めか、連勝中の三代目武捷龍の守りか?
ホワイト☆ゴッド(左)
シーの11番は、恐らく今大会最高齢のベテラン、モア(16勝5敗1分け)の戦い振りに注目です。
シーの10番戦は、春の全島は不戦勝で不完全燃焼だった南部組合代表のしらみず王パンダに、一頓挫後復活してきた大進彩風のサバイバル戦です。
しらみず王パンダ
シーの9番戦は、昨秋の全島大会でキラキラカール☆ちゃんとのキラキラ対決を制して人気者になったハヤタカ7ちゃんが登場します。
シーの8番戦は、常勝会虎徹に、北部の雄、礼希の対決。
シーの6番は、長期戦にも対応できるファイティング大吉に、無敗の闘(マチー大城)龍の対決。
シーの5番戦と4番戦は、無敗で期待の大型牛、イーグル王(1000キロ)と誠月龍(1100キロ)がそれぞれ登場してきます。
全島大会としては、ややこじんまりした感は否めませんが、牛主の皆さんは、きっと胃の痛い思いでこの一週間を過ごされていることでしょう。
どの牛も万全の体調で本番を迎えて頂きたいと切望します。
紅 組 番 付 白 組
有心邁進龍 沖縄全島一 南 星 美 龍
(株)全勝工業 中 量 級
王冠 全 島 一 金 太 郎
二代目テスリ 軽 量 級
産業パンダ 全 島 一 二代目ひめゆりGOGO
誠 月 龍 シーの4番 新 力 號
イーグル王 シーの5番 それいけ琉球ドラゴン
ファイティング
大吉 シーの6番 闘(マチー大城)龍
天 刃 丸 シーの7番 きむたかアコー
常勝会虎徹 シーの8番 礼 希
ハヤタカ7ちゃん シーの9番 龍 星 白 岩
しらみず王パンダ シーの10番 大 進 彩 風
モ ア シーの11番 勝 隆 王
ホワイトゴッド シーの12番 三代目武捷龍
赤 獣 王 シーの13番 石山聖空宝志(いしざんきらぼし)
2018年11月07日
★闘牛百話(429)沖縄闘牛の方向性(5)-これからの全島大会の在り方!!ファン投票の導入を!!-
★闘牛百話(429)沖縄闘牛の方向性(5)-これからの全島大会の在り方!!ファン投票の導入を!!-
これまで、4回に渡って沖縄闘牛の歴史を様々な角度から振返りながら今後の方向性に繋がるような整理をしてきました。
最終章の今回は、沖縄闘牛の祭典とも言える春秋の全島大会の在り方について私見をまとめたいと思います。
沖縄全島一が出場を義務付けられているのは、春と秋の全島大会の2回です(夏の全島は、中量級と軽量級のみです)。
つまり、各地で開催される単位組合の地方大会や興業は、全島大会に向けたサバイバル戦と位置づけることが出来ます。
牛主の多くは、全島大会への出場を目指し、3階級の王者への挑戦権を得るために日夜牛を鍛え、家族や仲間で愛情をこめて飼育していきます。
一方、闘牛ファンは、全島大会の横綱戦の組み合わせを話題にし、後世に語り継がれるような名場面を期待します。
また、3階級の全島一優勝旗争奪戦以外の組み合わせについても、全島大会でないと観れないような好取組を期待しています。
全島大会は、このように牛主からも、闘牛ファンからも、熱い思いを込められた特別な大会なのです。
闘牛振興を考えるときに、一番気を付けなければならないことは、観光客ではなく、地元の人が楽しむこと!
あくまでも地元客が楽しむ延長線上に観光客の集客があると思います。
地元の人たちにとって「胸弾み心躍るイベント」でなくては観光客も来ないでしょう。
特に、ウシカリヤーが減り、闘牛の絶対数も減っている現状で、闘牛大会が減って来ても、闘牛ファンの全島大会への期待はいささかも翳りを見せていません。
逆に、減っているからこそ、全島大会でしか観られないような「胸弾み心躍る」ような激戦や名場面を期待するようになっていると言っても過言ではないでしょう。
闘牛界を取り巻く環境が厳しくなっている中で、ファンが沢山集まるような大会、ファンの期待に応えられるような大会を運営するためにはどうしたら良いのか?
ということは、大会関係者でなくとも、ファンであっても知恵を出して考えなければならない大きな課題だと思います。
そこで、以前から多くの方々が提案している内容を整理して、私見を含めてまとめてみました。
1.全島大会を、よりファンが期待する組合せに近づけるために、ファン投票の仕組みを取り入れて頂きたいと思います。
つまり、ファンが組み合わせに参加することで、自分が選んだ牛を応援するためにより多くのファンが全島大会に足を運ぶようになるのではないでしょうか。
直近の数大会でアンケート用紙を配り、ファンが期待する取り組みを募集する。
本当は、連合会がHPを運営できれば良いのですが、それが無理ならうるま市等のHPを借りてアンケートを集計するというのも手だと思います。
2.同じ牛主の所有する牛でも、ファン投票上位の牛であれば出場を認めるというのは如何でしょうか。
牛が多かった以前なら同じ牛主が2頭出すのは不公平という考え方もあったと思いますが、ファンが期待する対戦を組むためには、 これまでの慣習も改定する必要があるのではないかと思います。
牛主間の不公平感よりも、ファンが集まる組合せを作ることを最重要視する必要があるのではないかと思います。
3.全島大会の出場牛は、原則として前場所で勝利している牛であることを条件にしてはどうでしょうか。
全島大会がそれまでの大会のサバイバル戦であるなら、やはり前場所で勝ち上がった牛を出場させる方がファンの期待も高まるでしょう。
かつての全島大会の醍醐味は、特に若牛の全勝対決でした。負けを知らない牛達の対決は全島でしかみれない好取組の連続でした。
先場所の勝ちを条件にすると出場牛が限られる!という状況が出てくるなら、出場牛を減らすことも必要ではないかと思います。いつまでも牛が沢山いた頃の13組と同じでは全島大会の質を落としかねないと思います。
直近の場所で敗れていても例外的に出場できる場合とは、それでもファンが出場を熱望するようなファン投票で上位の組み合わせとなった場合です。
4.横綱が王座を返上する場合は、理由を明確にして事前に公表してはどうでしょうか。
今回もそうでしたが、理由が分からないまま新王座決定戦と言われてもファンとしては納得ができない場合が多いのが現状です。
5.ファン投票の上位牛が出場を辞退する場合も、可能な限り、体調不良、怪我、トレードで沖縄に所属していないなどを明らかにした方がいいのではないでしょうか。
横綱に理由を明確にすることを求めることは当然だと思いますが、一般の牛を同様に扱うことは難しい面もあると思われることから、一般牛の場合は「可能な限り」に止めるのが妥当でしょうか。
6.横綱戦に出場する牛のサバイバル戦の様子や、全出場牛のプロモーションビデを放映するのはどうでしょうか。
早くから入場するファンを退屈させないための工夫は、今でも様々なアトラクションのバリエーション(マーティングバンド、琉舞、獅子舞、ベリーダンス等)が増えていて大好評ですが、やはり全島ならではのファンサービスとしては、闘牛の映像が一番だと思います。
コストの面は、スポンサーを募り一般にも販売するとか、出場牛への記念品にするとか、工夫の余地はありそうです。
以上が、現在考えられる案ですが、一気に全部は無理でも、検討の余地はないでしょうか。
沖縄の伝統文化である闘牛を衰退させずに、未来に向かって振興していくためにも、少しづつ実現の方向に向かっていければ良いと思います。
※最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
これまで、4回に渡って沖縄闘牛の歴史を様々な角度から振返りながら今後の方向性に繋がるような整理をしてきました。
最終章の今回は、沖縄闘牛の祭典とも言える春秋の全島大会の在り方について私見をまとめたいと思います。
沖縄全島一が出場を義務付けられているのは、春と秋の全島大会の2回です(夏の全島は、中量級と軽量級のみです)。
つまり、各地で開催される単位組合の地方大会や興業は、全島大会に向けたサバイバル戦と位置づけることが出来ます。
牛主の多くは、全島大会への出場を目指し、3階級の王者への挑戦権を得るために日夜牛を鍛え、家族や仲間で愛情をこめて飼育していきます。
一方、闘牛ファンは、全島大会の横綱戦の組み合わせを話題にし、後世に語り継がれるような名場面を期待します。
また、3階級の全島一優勝旗争奪戦以外の組み合わせについても、全島大会でないと観れないような好取組を期待しています。
全島大会は、このように牛主からも、闘牛ファンからも、熱い思いを込められた特別な大会なのです。
闘牛振興を考えるときに、一番気を付けなければならないことは、観光客ではなく、地元の人が楽しむこと!
あくまでも地元客が楽しむ延長線上に観光客の集客があると思います。
地元の人たちにとって「胸弾み心躍るイベント」でなくては観光客も来ないでしょう。
特に、ウシカリヤーが減り、闘牛の絶対数も減っている現状で、闘牛大会が減って来ても、闘牛ファンの全島大会への期待はいささかも翳りを見せていません。
逆に、減っているからこそ、全島大会でしか観られないような「胸弾み心躍る」ような激戦や名場面を期待するようになっていると言っても過言ではないでしょう。
闘牛界を取り巻く環境が厳しくなっている中で、ファンが沢山集まるような大会、ファンの期待に応えられるような大会を運営するためにはどうしたら良いのか?
ということは、大会関係者でなくとも、ファンであっても知恵を出して考えなければならない大きな課題だと思います。
そこで、以前から多くの方々が提案している内容を整理して、私見を含めてまとめてみました。
1.全島大会を、よりファンが期待する組合せに近づけるために、ファン投票の仕組みを取り入れて頂きたいと思います。
つまり、ファンが組み合わせに参加することで、自分が選んだ牛を応援するためにより多くのファンが全島大会に足を運ぶようになるのではないでしょうか。
直近の数大会でアンケート用紙を配り、ファンが期待する取り組みを募集する。
本当は、連合会がHPを運営できれば良いのですが、それが無理ならうるま市等のHPを借りてアンケートを集計するというのも手だと思います。
2.同じ牛主の所有する牛でも、ファン投票上位の牛であれば出場を認めるというのは如何でしょうか。
牛が多かった以前なら同じ牛主が2頭出すのは不公平という考え方もあったと思いますが、ファンが期待する対戦を組むためには、 これまでの慣習も改定する必要があるのではないかと思います。
牛主間の不公平感よりも、ファンが集まる組合せを作ることを最重要視する必要があるのではないかと思います。
3.全島大会の出場牛は、原則として前場所で勝利している牛であることを条件にしてはどうでしょうか。
全島大会がそれまでの大会のサバイバル戦であるなら、やはり前場所で勝ち上がった牛を出場させる方がファンの期待も高まるでしょう。
かつての全島大会の醍醐味は、特に若牛の全勝対決でした。負けを知らない牛達の対決は全島でしかみれない好取組の連続でした。
先場所の勝ちを条件にすると出場牛が限られる!という状況が出てくるなら、出場牛を減らすことも必要ではないかと思います。いつまでも牛が沢山いた頃の13組と同じでは全島大会の質を落としかねないと思います。
直近の場所で敗れていても例外的に出場できる場合とは、それでもファンが出場を熱望するようなファン投票で上位の組み合わせとなった場合です。
4.横綱が王座を返上する場合は、理由を明確にして事前に公表してはどうでしょうか。
今回もそうでしたが、理由が分からないまま新王座決定戦と言われてもファンとしては納得ができない場合が多いのが現状です。
5.ファン投票の上位牛が出場を辞退する場合も、可能な限り、体調不良、怪我、トレードで沖縄に所属していないなどを明らかにした方がいいのではないでしょうか。
横綱に理由を明確にすることを求めることは当然だと思いますが、一般の牛を同様に扱うことは難しい面もあると思われることから、一般牛の場合は「可能な限り」に止めるのが妥当でしょうか。
6.横綱戦に出場する牛のサバイバル戦の様子や、全出場牛のプロモーションビデを放映するのはどうでしょうか。
早くから入場するファンを退屈させないための工夫は、今でも様々なアトラクションのバリエーション(マーティングバンド、琉舞、獅子舞、ベリーダンス等)が増えていて大好評ですが、やはり全島ならではのファンサービスとしては、闘牛の映像が一番だと思います。
コストの面は、スポンサーを募り一般にも販売するとか、出場牛への記念品にするとか、工夫の余地はありそうです。
以上が、現在考えられる案ですが、一気に全部は無理でも、検討の余地はないでしょうか。
沖縄の伝統文化である闘牛を衰退させずに、未来に向かって振興していくためにも、少しづつ実現の方向に向かっていければ良いと思います。
-完-
※最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
2018年11月06日
★闘牛百話(428)沖縄闘牛の方向性(4)-歴戦の勇者たちと名勝負!!-
★闘牛百話(428)沖縄闘牛の方向性(4)-歴戦の勇者たちと名勝負!!-
沖縄県闘牛組合連合会が、1961年に結成されてからはや57年。
この間数々の名牛が登場し、数々の名勝負が繰り広げられてきました。
私が直接観たのは1973年の春の全島大会以降ですから、それ以前については、文献や伝聞によるものです。
独断と偏見による選抜になりますが、名牛及び名勝負というものを取り上げてみたいと思います。
沖縄の名牛というと誰でも最初に思い浮かべるのは、初代「ゆかり号」ですが、
その前に登場した第一次闘牛ブームの火付け役というのは、実は初代「荒岩号」です。
北大東島産の1200キロを超える巨体と45センチの大角の持ち主で、デビュー戦が全島一への挑戦で、しかも勝利するという偉業を成し遂げた伝説の名牛です。
そして、強すぎる余り相手がいなくなり、史上初の二頭掛け(2頭の牛と連続で戦う)を敢行しましたが、初代全島一「宇堅トラムクー」には勝利したものの、2頭目の「グラマン」に破れていまいました。
その後リターンマッチで「グラマン」に雪辱し、王座に復帰しましたが、初代「ゆかり号」の挑戦を受け王座を追われています。
「あれが無ければ、ゆかり号時代は来なかった!」とも言われる歴史的な戦いが「宇堅トラムクー」と「グラマン」との「2頭掛け」だったのです。
それからが、ゆかり号時代の幕開けとなります。
横綱の連続防衛記録27回を含む41連勝という空前絶後の大記録を打ち立てた初代「ゆかり号」。
「まさか娘に牛の名前は付けられない!」というエピソードもあるほどの一大ブームを巻き起こした初代「ゆかり号」。
※闘牛百話(3)「娘に牛の名前は付けられない」
https://yukarigo.ti-da.net/e2828383.html
その名の宿命(横綱になることを義務付けられた)は、二代目、三代目へと受け継がれることになります。
そのゆかり号を、引退記念と銘打たれた試合で破ったのが徳之島から送られた刺客「鮫島号」でした。
「鮫島号」のライバルは、デビューから22連勝を記録した「昆布サイヨー」で、1勝1敗1引き分けという記録が残っています。
1972年の本土復帰後は、デビューからの連勝21勝を記録した「荒風号」と、
「荒凬号」を破り王座に就きデビューから22連勝という記録を打ち立てた八重山産の「荒鷲号」が闘牛界を席捲しました。
そして、「荒鷲号」引退後は、岩手産の名牛「岩手トガイー」の登場です。
11連続防衛を含む19連勝無敗という生涯無敗記録は、二代目「荒岩号」が現れるまで破られませんでした。
しかし、無敵の「岩手トガイー」も目に見えぬ敵「内臓疾患」により急逝。
強すぎるあまり「毒殺された!」とのうわさがまことしやかにささやかれたのです。
毒殺説の影響でしょうか、それ以降、屋敷外で闘牛を飼育する場合は、牛舎の入口に鍵を掛けるのが一般的になって行きました。
「岩手トガイー」後の赤牛ブームの混沌の時代を統一したのが、八重山産の覇王「ヨナハ産業一号」でした。
「ヨナハ産業一号」の後、昭和後期から平成にかけて現れたのが「白龍よ網を取れ!」とNHKでも全国放映された「白龍」です。
岩手産の「白龍」は、防衛戦で片角を折りながらも担ぎ上げの大技で1トンの「友人号」を空中で一回転させた一戦が名勝負中の名勝負として語り草になっています。
「白龍」の登場で巻き起こった第二次闘牛ブームに更に拍車をかけたのが、岩手産の二代目「ゆかり号」です。
通算3度王座を獲得し、合計6度の防衛記録を持ち、王座から転落しても、片目になっても衰えることのない類いまれな闘志がファンを熱狂させました。
その二代目「ゆかり号」の名勝負は、三度目の王座獲得となった「20年に一頭の逸材」と言われた無敗の「新和王」との王座決定戦です。
徳之島の猛牛「誠大力」に破れ片目となったゆかり号でしたが、両牛ともに舌出しとなる26分余りの長期戦で、最後は精根尽き果てて睨み合いとなり、意地と意地のぶつかり合いを制しました。
二代目「ゆかり号」の同世代には、たまたま玉が付いていたためにセリに出されたのが闘牛として買い取られ二代目「ゆかり号」を破って王座に就いた「まんぷく光号」と
デビューから無敗の24勝1引き分けという無敗記録を打ちたて、沖縄、徳之島、宇和島の3か所で横綱に君臨した史上最強と評された二代目「荒岩号」もいます。
二代目「ゆかり号」、「まんぷく光号」、「新和王」、二代目「荒岩号」、「天心赤ハチ」、徳之島の全島一「前鉄筋一号」と「神風ニーズ」という平成初期の第二次闘牛ブームを支えた英雄たちが群雄割拠した世代が最強世代ではないかと私は思います。
平成10年代は、沖縄と徳之島で王座に就いた巨漢の「風神大王」、
独特の左右がいびつなヒーゲー角の本島産の「昆布ヒーゲー」、
殺し屋と言われ、沖縄と徳之島で王座に就いた八重山産の「八重山酋長」が特筆されます。
平成20年代は、長期政権を築いた「酋長若虎」、
「酋長若虎」を破って王座に就き、その後中量級王座も獲得した「古堅モータース号」、
片角を折りながらも「古堅モータース号」を破り王座に就いた三代目「ゆかり号」等々・・・。
軽量級や中量級の歴史には言及できませんでしたが、その時代ごとにファンの心に刻まれる英雄(横綱)たち。
沖縄闘牛を語る時、ファンに語り継がれる名牛物語と名勝負の数々。
これも沖縄闘牛の特徴と言えるでしょう。
※名牛物語
二代目「ゆかり号」1~3
https://yukarigo.ti-da.net/e2869398.html
https://yukarigo.ti-da.net/e2871130.html
https://yukarigo.ti-da.net/e2873218.html
初代「荒岩号」
https://yukarigo.ti-da.net/e2875948.html
「荒鷲号」
https://yukarigo.ti-da.net/e2879267.html
「岩手トガイー」
https://yukarigo.ti-da.net/e2884228.html
「白龍」
https://yukarigo.ti-da.net/e2891870.html
「まんぷく光号」
https://yukarigo.ti-da.net/e2901945.html
二代目「荒岩号」
https://yukarigo.ti-da.net/e2911656.html
https://yukarigo.ti-da.net/e2915446.html
沖縄県闘牛組合連合会が、1961年に結成されてからはや57年。
この間数々の名牛が登場し、数々の名勝負が繰り広げられてきました。
私が直接観たのは1973年の春の全島大会以降ですから、それ以前については、文献や伝聞によるものです。
独断と偏見による選抜になりますが、名牛及び名勝負というものを取り上げてみたいと思います。
沖縄の名牛というと誰でも最初に思い浮かべるのは、初代「ゆかり号」ですが、
その前に登場した第一次闘牛ブームの火付け役というのは、実は初代「荒岩号」です。
北大東島産の1200キロを超える巨体と45センチの大角の持ち主で、デビュー戦が全島一への挑戦で、しかも勝利するという偉業を成し遂げた伝説の名牛です。
そして、強すぎる余り相手がいなくなり、史上初の二頭掛け(2頭の牛と連続で戦う)を敢行しましたが、初代全島一「宇堅トラムクー」には勝利したものの、2頭目の「グラマン」に破れていまいました。
その後リターンマッチで「グラマン」に雪辱し、王座に復帰しましたが、初代「ゆかり号」の挑戦を受け王座を追われています。
「あれが無ければ、ゆかり号時代は来なかった!」とも言われる歴史的な戦いが「宇堅トラムクー」と「グラマン」との「2頭掛け」だったのです。
それからが、ゆかり号時代の幕開けとなります。
横綱の連続防衛記録27回を含む41連勝という空前絶後の大記録を打ち立てた初代「ゆかり号」。
「まさか娘に牛の名前は付けられない!」というエピソードもあるほどの一大ブームを巻き起こした初代「ゆかり号」。
※闘牛百話(3)「娘に牛の名前は付けられない」
https://yukarigo.ti-da.net/e2828383.html
その名の宿命(横綱になることを義務付けられた)は、二代目、三代目へと受け継がれることになります。
そのゆかり号を、引退記念と銘打たれた試合で破ったのが徳之島から送られた刺客「鮫島号」でした。
「鮫島号」のライバルは、デビューから22連勝を記録した「昆布サイヨー」で、1勝1敗1引き分けという記録が残っています。
1972年の本土復帰後は、デビューからの連勝21勝を記録した「荒風号」と、
「荒凬号」を破り王座に就きデビューから22連勝という記録を打ち立てた八重山産の「荒鷲号」が闘牛界を席捲しました。
そして、「荒鷲号」引退後は、岩手産の名牛「岩手トガイー」の登場です。
11連続防衛を含む19連勝無敗という生涯無敗記録は、二代目「荒岩号」が現れるまで破られませんでした。
しかし、無敵の「岩手トガイー」も目に見えぬ敵「内臓疾患」により急逝。
強すぎるあまり「毒殺された!」とのうわさがまことしやかにささやかれたのです。
毒殺説の影響でしょうか、それ以降、屋敷外で闘牛を飼育する場合は、牛舎の入口に鍵を掛けるのが一般的になって行きました。
「岩手トガイー」後の赤牛ブームの混沌の時代を統一したのが、八重山産の覇王「ヨナハ産業一号」でした。
「ヨナハ産業一号」の後、昭和後期から平成にかけて現れたのが「白龍よ網を取れ!」とNHKでも全国放映された「白龍」です。
岩手産の「白龍」は、防衛戦で片角を折りながらも担ぎ上げの大技で1トンの「友人号」を空中で一回転させた一戦が名勝負中の名勝負として語り草になっています。
「白龍」の登場で巻き起こった第二次闘牛ブームに更に拍車をかけたのが、岩手産の二代目「ゆかり号」です。
通算3度王座を獲得し、合計6度の防衛記録を持ち、王座から転落しても、片目になっても衰えることのない類いまれな闘志がファンを熱狂させました。
その二代目「ゆかり号」の名勝負は、三度目の王座獲得となった「20年に一頭の逸材」と言われた無敗の「新和王」との王座決定戦です。
徳之島の猛牛「誠大力」に破れ片目となったゆかり号でしたが、両牛ともに舌出しとなる26分余りの長期戦で、最後は精根尽き果てて睨み合いとなり、意地と意地のぶつかり合いを制しました。
二代目「ゆかり号」の同世代には、たまたま玉が付いていたためにセリに出されたのが闘牛として買い取られ二代目「ゆかり号」を破って王座に就いた「まんぷく光号」と
デビューから無敗の24勝1引き分けという無敗記録を打ちたて、沖縄、徳之島、宇和島の3か所で横綱に君臨した史上最強と評された二代目「荒岩号」もいます。
二代目「ゆかり号」、「まんぷく光号」、「新和王」、二代目「荒岩号」、「天心赤ハチ」、徳之島の全島一「前鉄筋一号」と「神風ニーズ」という平成初期の第二次闘牛ブームを支えた英雄たちが群雄割拠した世代が最強世代ではないかと私は思います。
平成10年代は、沖縄と徳之島で王座に就いた巨漢の「風神大王」、
独特の左右がいびつなヒーゲー角の本島産の「昆布ヒーゲー」、
殺し屋と言われ、沖縄と徳之島で王座に就いた八重山産の「八重山酋長」が特筆されます。
平成20年代は、長期政権を築いた「酋長若虎」、
「酋長若虎」を破って王座に就き、その後中量級王座も獲得した「古堅モータース号」、
片角を折りながらも「古堅モータース号」を破り王座に就いた三代目「ゆかり号」等々・・・。
軽量級や中量級の歴史には言及できませんでしたが、その時代ごとにファンの心に刻まれる英雄(横綱)たち。
沖縄闘牛を語る時、ファンに語り継がれる名牛物語と名勝負の数々。
これも沖縄闘牛の特徴と言えるでしょう。
※名牛物語
二代目「ゆかり号」1~3
https://yukarigo.ti-da.net/e2869398.html
https://yukarigo.ti-da.net/e2871130.html
https://yukarigo.ti-da.net/e2873218.html
初代「荒岩号」
https://yukarigo.ti-da.net/e2875948.html
「荒鷲号」
https://yukarigo.ti-da.net/e2879267.html
「岩手トガイー」
https://yukarigo.ti-da.net/e2884228.html
「白龍」
https://yukarigo.ti-da.net/e2891870.html
「まんぷく光号」
https://yukarigo.ti-da.net/e2901945.html
二代目「荒岩号」
https://yukarigo.ti-da.net/e2911656.html
https://yukarigo.ti-da.net/e2915446.html
2018年11月05日
★闘牛百話(427)沖縄闘牛の方向性(3)-牛への愛情と家族の絆、仲間との絆!!-
★闘牛百話(427)沖縄闘牛の方向性(3)-牛への愛情と家族の絆、仲間との絆!!-
沖縄闘牛に限らず、日本の闘牛界に共通する課題が、動物愛護管理法との関係です。
近年、動物愛護の考え方は、世界的な潮流となり、スペインの闘牛は動物虐待という観点から、各地で闘牛場の閉鎖が相次いでいます。
そのうちスペインの闘牛は地上から姿を消すのではないかと思われるほどです。
日本国内でも日本の闘牛とスペインの闘牛を混同している人もいるほどですが、牛と人が戦い最後は必ず殺されるスペインの闘牛と比べて、
日本の闘牛は、牛の闘争本能を利用して雄牛同士を戦わせるもので、相手が逃げれば勝負が決着し、死ぬまで戦わせるということはしません。
逆に、肉牛となると約3年の命しかないものが、闘牛になったために飼い主に大事にされ、天寿を全うすることができるのも闘牛の大きな特徴です。
※スペインの闘牛と日本の闘牛の違いに関する過去のブログは、以下のバックナンバーを参照下さい。
https://yukarigo.ti-da.net/e8708038.html
※スペインの闘牛の廃止に関する過去のブログは、以下のバックナンバーを参照下さい。
https://yukarigo.ti-da.net/e3618384.html
※また、動物愛護管理法との関係に関する過去のブログは、以下のバックナンバーを参照下さい。
https://yukarigo.ti-da.net/e9450024.html
https://yukarigo.ti-da.net/e9452347.html
闘牛を飼う人は減少傾向にあるものの、しかし、闘牛飼育者の特徴としては、
家族ぐるみで闘牛の飼育に当たっている人や、友人同士で共同で飼育に当たっている人が多いのも沖縄闘牛の特徴です。
写真は愛牛との日常も含めて数々の牛の姿を写真集にし、’20年5月に惜しまれつつ唐旅に旅立ったウシカラヤーでもあり闘牛写真家でもあった久高幸枝さんと愛牛富士皇です。
そこには、闘牛を中心としたコミュニティーが形成されています。
核家族化が進展する沖縄においても、ウシカリヤーのオジーから息子に引き継がれ、孫も日常的に世話に当たるなどの家族ぐるみで牛の世話をする光景はうるま市を中心とする中部を核にして、各地で観られる光景です。
そこには、今では珍しくなった世代を超えた家族の絆を見ることができます。
また、仲間内で共同で闘牛を飼う人達も、飼育する人、出資する人、時々世話を手伝う人など、役割分担は様々ですが、闘牛を中心として仲間の絆が築かれています。
牛を勝負の道具と捉える人がいるのも否定はできませんが、多くの飼育者や所有者は、餌やりだけでなく、運動やブラッシング等日々手塩にかけて牛の面倒を見ていますし、現役を引退しても死ぬまで面倒を看続ける飼育者も存在します。
仮に手元を離れても、自分が育てた牛の動向を追い続け、離れた地域に移っても応援に駆け付けるなどの行動をとります。
牛への愛情は、一度面倒を看ると人手に渡っても変わることなく続くと言います。
このように、闘牛を飼うことは、家族との絆を深め、仲間との絆を深め、一頭の牛を取り巻く地域との繋がりも深めて行きます。
闘牛場で観られる勝ち牛を取り巻く家族や仲間の様子を見ると、そのことが良く分かります。
牛の横で記念写真に写るオジー、その周りをカチャーシーをして踊るオバー。
牛に飛び乗り「シタイヒャー!」「ハイサイ!」と拳を空に突き上げる息子や娘たち、小さい子供はお母さんの手からお父さんの手に渡り、牛の背にのせられてガッツポーズを取ります。
記念写真には、一族郎党数十名が闘牛場の中心に集まり、満面の笑みを浮かべ、喜びを爆発させています。
単なる勝負に留まらない、一頭の牛に注がれる愛情と、牛を中心とするコミニティーの絆が、沖縄闘牛の大きな特徴と言えるでしょう。
沖縄闘牛に限らず、日本の闘牛界に共通する課題が、動物愛護管理法との関係です。
近年、動物愛護の考え方は、世界的な潮流となり、スペインの闘牛は動物虐待という観点から、各地で闘牛場の閉鎖が相次いでいます。
そのうちスペインの闘牛は地上から姿を消すのではないかと思われるほどです。
日本国内でも日本の闘牛とスペインの闘牛を混同している人もいるほどですが、牛と人が戦い最後は必ず殺されるスペインの闘牛と比べて、
日本の闘牛は、牛の闘争本能を利用して雄牛同士を戦わせるもので、相手が逃げれば勝負が決着し、死ぬまで戦わせるということはしません。
逆に、肉牛となると約3年の命しかないものが、闘牛になったために飼い主に大事にされ、天寿を全うすることができるのも闘牛の大きな特徴です。
※スペインの闘牛と日本の闘牛の違いに関する過去のブログは、以下のバックナンバーを参照下さい。
https://yukarigo.ti-da.net/e8708038.html
※スペインの闘牛の廃止に関する過去のブログは、以下のバックナンバーを参照下さい。
https://yukarigo.ti-da.net/e3618384.html
※また、動物愛護管理法との関係に関する過去のブログは、以下のバックナンバーを参照下さい。
https://yukarigo.ti-da.net/e9450024.html
https://yukarigo.ti-da.net/e9452347.html
闘牛を飼う人は減少傾向にあるものの、しかし、闘牛飼育者の特徴としては、
家族ぐるみで闘牛の飼育に当たっている人や、友人同士で共同で飼育に当たっている人が多いのも沖縄闘牛の特徴です。
写真は愛牛との日常も含めて数々の牛の姿を写真集にし、’20年5月に惜しまれつつ唐旅に旅立ったウシカラヤーでもあり闘牛写真家でもあった久高幸枝さんと愛牛富士皇です。
そこには、闘牛を中心としたコミュニティーが形成されています。
核家族化が進展する沖縄においても、ウシカリヤーのオジーから息子に引き継がれ、孫も日常的に世話に当たるなどの家族ぐるみで牛の世話をする光景はうるま市を中心とする中部を核にして、各地で観られる光景です。
そこには、今では珍しくなった世代を超えた家族の絆を見ることができます。
また、仲間内で共同で闘牛を飼う人達も、飼育する人、出資する人、時々世話を手伝う人など、役割分担は様々ですが、闘牛を中心として仲間の絆が築かれています。
牛を勝負の道具と捉える人がいるのも否定はできませんが、多くの飼育者や所有者は、餌やりだけでなく、運動やブラッシング等日々手塩にかけて牛の面倒を見ていますし、現役を引退しても死ぬまで面倒を看続ける飼育者も存在します。
仮に手元を離れても、自分が育てた牛の動向を追い続け、離れた地域に移っても応援に駆け付けるなどの行動をとります。
牛への愛情は、一度面倒を看ると人手に渡っても変わることなく続くと言います。
このように、闘牛を飼うことは、家族との絆を深め、仲間との絆を深め、一頭の牛を取り巻く地域との繋がりも深めて行きます。
闘牛場で観られる勝ち牛を取り巻く家族や仲間の様子を見ると、そのことが良く分かります。
牛の横で記念写真に写るオジー、その周りをカチャーシーをして踊るオバー。
牛に飛び乗り「シタイヒャー!」「ハイサイ!」と拳を空に突き上げる息子や娘たち、小さい子供はお母さんの手からお父さんの手に渡り、牛の背にのせられてガッツポーズを取ります。
記念写真には、一族郎党数十名が闘牛場の中心に集まり、満面の笑みを浮かべ、喜びを爆発させています。
単なる勝負に留まらない、一頭の牛に注がれる愛情と、牛を中心とするコミニティーの絆が、沖縄闘牛の大きな特徴と言えるでしょう。