2018年12月20日

★闘牛百話(435)-’18沖縄闘牛回顧(1)横綱戦線(^^♪-

★闘牛百話(435)-’18沖縄闘牛回顧(1)横綱戦線(^^♪-

今年は、昨年以上に闘牛場に足を運ぶ回数が減りました。

年を取ると、法事実家絡みの行事等が増えてきたこと、仕事の関係での急用等が増えてきたことも原因ですが、

魅力的な組合せが減って来たことも影響してきている様な気がします。

この牛の試合は観なければ!というような花形牛スーパースターが少なくなったのではないでしょうか。

闘牛界を取り巻く環境としては、闘牛戦士ワイドーのTV化や続編の制作により、より一般大衆への浸透が図られようとしています。

この好機を逃さずに、闘牛文化をさらに発展させるためにも、やはり花形牛スーパースターの登場が待たれます。


まずは、今年の横綱戦線から話を始めると、

重量級は、昨年の秋に王座に就いた有心邁進龍が、連続して王座を防衛し、長期安定政権を築きつつあります。

★闘牛百話(435)-’18沖縄闘牛回顧(1)横綱戦線(^^♪-



春の全島では、前王者伊良皆圧送大進撃を、秋には、元徳之島全島一南星美龍を危なげない戦い方で下しました。

有力どころのリタイヤ故障トレードで、当面の敵が見当たらない状況の重量級戦線ですが、さて、来年はどのうな動きになるでしょうか。


中量級は、春の全島大会で難敵銀竜テンの猛攻を凌いだ古堅モータース☆黄龍が、夏の全島で王座交代必至か?と思われた無敗の梨夢神を長期戦の末下し、これまた長期安定政権を築くか?と思われましたが、秋の全島大会を前に王座を返上!

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不可解な戦線離脱となりました。

秋の全島大会は、新王座決定戦となりベテランの金太郎と覇を争った前徳之島中量級全島一(株)全勝工業王冠(クラウン)が新王座に就きました。

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徳之島沖縄の2大闘牛どころで王座に就いた(株)全勝工業王冠

長期安定政権を築くのか、或は、これで中量級戦線も再び混沌の時代に突入することになるのか、どちらでしょうか。


軽量級は、長期安定政権を築いている琉神一輝の牙城を崩す牛は当面現れないだろうと思われたのですが、夏の全島大会でベテランの二代目テスリ産業パンダに敗れるという波乱がありました。

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そして、二代目テスリ産業パンダの初防衛戦は秋の全島大会

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挑戦者は、徳之島で一敗後沖縄入り全勝の二代目ひめゆりGOGO

横開きの長い角をもつ王者に、短く内側に湾曲したいわゆるガン角の挑戦者の戦いは、王者の掛け技を掻い潜りながら技を出し続けた挑戦者の勝利となりました。

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かくして、軽量級は沖縄本島最南端の牛舎(糸満市)から新王者が誕生することになりました。


横綱戦線を巡るサバイバル戦も大いに注目されました。

特に重量級では、無冠の帝王と言われた不死鳥がいつ横綱に挑戦するのか?ということがファンの間でも話題になりました。

★闘牛百話(435)-’18沖縄闘牛回顧(1)横綱戦線(^^♪-



そして、挑戦者決定戦ともいうべき大会で二代目ゆうり鬼若と闘いましたが、対戦開始早々二代目ゆうり鬼若の速攻に体制を崩し、大けがを負って敗れてしまいました。

不運なことに、その時の怪我がもとで、多くのファンに惜しまれつつ唐旅(とうたび)へと旅立って行きました。

無冠の帝王不死鳥に圧勝した二代目ゆうり鬼若は、当然有心邁進龍への挑戦が期待されましたが、直後に徳之島へとトレードされ、沖縄での横綱挑戦の目がなくなり、多くのファンが落胆したものでした。

重量級には、良血の刃誡皇丸昇組神龍雷神達清號誠月龍などの若手が続々とデビューし、次の横綱候補と言われていますが、来年は壮絶なサバイバル戦が展開されそうです。

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刃誡皇



中量級は、混沌としているものの全島大会への出場牛も少なくタレント不足が否めません。

元祖無冠の帝王梨夢神は、夏の全島でまさかの敗戦を喫しましたし、その梨夢神を破った古堅モータース☆黄龍王座を返上しその後の動向が見えません。

2年前から期待していた源大心は、故障がちなのか、1年以上大会へ姿を見せていませんし、

★闘牛百話(435)-’18沖縄闘牛回顧(1)横綱戦線(^^♪-



早くから将来を嘱望されていた有心蓮勝龍は、重量級ではなく、中量級に体を絞って王座を狙って欲しいところですが、どうなるでしょうか(*^-^*)!!

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一方、軽量級多士済々ですが、若手は星のつぶし合いを繰り返していますから、二代目ひめゆりGOGOを脅かす挑戦者が現れて来るでしょうか。

三代目武捷龍石山聖空宝志(いしざんきらぼし)の動向に注目が集まりそうですが、意外性のある牛がすい星のごとく現れる可能性もありますから非常に楽しみです(*^-^*)!!

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三代目武捷龍


★闘牛百話(435)-’18沖縄闘牛回顧(1)横綱戦線(^^♪-

石山聖空宝志



このように私の独断と偏見今年の闘牛界を振返ってみましたが、皆さんにとって今年の闘牛界はどのように映ったでしょうか。

来年もファンを唸らせるドラマチックな対戦が一つでも多く組まれることを期待したいと思います(@^^)/~~~!!



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Posted by ゆかり号 at 05:16│Comments(0)闘牛
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