2012年01月25日
★闘牛百話155.旧正準全島大会の展望
★闘牛百話155.旧正準全島大会の展望
久し振りの闘牛大会、しかも、Wタイトルマッチが組まれた旧正大会が、29日(日)午後1時から、うるま市多目的ドームで開催されます。
三が日大会以来の闘牛大会とあって、闘牛好きにはたまらない大会になりそうです。
何と言っても、重量級と軽量級のダブルタイトルマッチが組まれたことと、全島大会にも出場した花形牛が揃っていることが、大きなセールスポイントです。
主な取組を私なりの視点で展望したいと思います。
<全島一優勝旗争奪戦>
横綱荒風号は、徳之島でのデビュー戦を落としたものの、沖縄トレード後、破竹の12連勝中。
一昨年の秋の全島大会で、三代目ゆかり号から王座を奪取後、昨年は、春と秋の全島大会を連覇しました。
巨体とカブラー気味のやや横開きの角を巧みに駆使し、目下敵無しの状況です。
挑戦者の常勝会力丸は、昨春の全島大会でシュン大将に敗れて以来の実戦ですが、休養たっぷりで、王座に挑み、どこまで粘りをみせられるかがポイントでしょう。
常識的には、横綱の圧勝となりそうですが、あわやのシーンが演出できるかが見どころでしょうか。
<軽量級戦>
ここも向かうところ敵なしの感のある成龍號。
攻めまくる戦法から、王座に就いてからは、守りも隙がなくなってきています。
豪剣パンダは、短めの角を巧みに使いながら厳しい攻めに定評があるパンダ牛。
展開としては、前半攻めに回るであろう豪剣パンダのスタミナが切れかけたところから王者の攻勢が始まり、怒涛の攻めへと攻守入れ替わる可能性が高いと見ます。
<シーの3番戦>
昨年の上昇株の筆頭が、金功重機白王です。
相手に合わせた闘い振りは、まだまだ底を見せておらず、どこまで成長するか楽しみな一頭です。
希少価値の褐毛和種という毛色も特徴のひとつですが、短めの角を強靭な足腰が支えます。
<シーの4番戦>
元中量級王座の一心力も注目の一頭です。
体重差のある古堅モーターズ号に王座を追われたものの、半年の休養でどこまで回復しているかが、ポイントです。
体調と闘志が万全なら、かつての瞬刹の荒技が見られそうです。
<シーの7番戦>
今大会最大の注目は、実は、横綱戦ではなく、この取組ではないでしょうか。
本当に実現するのであれば、この取組こそが一番面白い闘いになりそうです。
元軽量級王座の闘将☆メカは、成龍號の粘りに屈したものの、秋の全島大会で復活の狼煙をあげ、伸び盛りの若手を、10年早い!とばかりの猛攻で一蹴しました。
相手の辺土名ハチャーは、秋の全島大会で成龍號の前に持ち味の攻めを封じ込められ初黒星を喫しましたが、その名の通り、蜂のような鋭い攻めが復活すれば、攻守目まぐるしく入れ替わる激しい攻防戦が期待できます。
若干、敗戦のショックから立ち直っているかどうかが懸念されるハチャーが不利か?
その他にも、技牛魁闘勇士ジュニアVS元中量級横綱東昇舞虎龍などの組み合わせが注目されます。
ここのところの寒波で、心も体も冷え気味だと思いますが、寒さを吹き飛ばす牛達の激しい闘いと会場の熱気を味わいに、闘牛場に行きませんか?
いつものように、取り組みは、沖縄タイムスの紙面から引用させて頂きます。
紅 組 番 付 白 組
荒 風 号 全 島 一 常勝会力丸
成 龍 號 軽 量 級 豪剣パンダ
金功重機白王 シーの3番 渡具知新力
一 心 力 シーの4番 楚辺サイヨー
魁闘勇士ジュニア シーの5番 東昇舞虎龍
アグレ優志號 シーの6番 琉昇天力トラトラ
闘将☆メカ シーの7番 辺土名ハチャー
荒風キング シーの8番 琉球美宝
トシヤキング シーの9番 大福百獣王
徳 昇 龍 シーの10番 神風桃太郎
久し振りの闘牛大会、しかも、Wタイトルマッチが組まれた旧正大会が、29日(日)午後1時から、うるま市多目的ドームで開催されます。
三が日大会以来の闘牛大会とあって、闘牛好きにはたまらない大会になりそうです。
何と言っても、重量級と軽量級のダブルタイトルマッチが組まれたことと、全島大会にも出場した花形牛が揃っていることが、大きなセールスポイントです。
主な取組を私なりの視点で展望したいと思います。
<全島一優勝旗争奪戦>
横綱荒風号は、徳之島でのデビュー戦を落としたものの、沖縄トレード後、破竹の12連勝中。
一昨年の秋の全島大会で、三代目ゆかり号から王座を奪取後、昨年は、春と秋の全島大会を連覇しました。
巨体とカブラー気味のやや横開きの角を巧みに駆使し、目下敵無しの状況です。
挑戦者の常勝会力丸は、昨春の全島大会でシュン大将に敗れて以来の実戦ですが、休養たっぷりで、王座に挑み、どこまで粘りをみせられるかがポイントでしょう。
常識的には、横綱の圧勝となりそうですが、あわやのシーンが演出できるかが見どころでしょうか。
<軽量級戦>
ここも向かうところ敵なしの感のある成龍號。
闘将☆メカから王座を奪取した成龍號(左)
攻めまくる戦法から、王座に就いてからは、守りも隙がなくなってきています。
豪剣パンダは、短めの角を巧みに使いながら厳しい攻めに定評があるパンダ牛。
展開としては、前半攻めに回るであろう豪剣パンダのスタミナが切れかけたところから王者の攻勢が始まり、怒涛の攻めへと攻守入れ替わる可能性が高いと見ます。
<シーの3番戦>
昨年の上昇株の筆頭が、金功重機白王です。
相手に合わせた闘い振りは、まだまだ底を見せておらず、どこまで成長するか楽しみな一頭です。
希少価値の褐毛和種という毛色も特徴のひとつですが、短めの角を強靭な足腰が支えます。
<シーの4番戦>
元中量級王座の一心力も注目の一頭です。
体重差のある古堅モーターズ号に王座を追われたものの、半年の休養でどこまで回復しているかが、ポイントです。
体調と闘志が万全なら、かつての瞬刹の荒技が見られそうです。
<シーの7番戦>
今大会最大の注目は、実は、横綱戦ではなく、この取組ではないでしょうか。
本当に実現するのであれば、この取組こそが一番面白い闘いになりそうです。
元軽量級王座の闘将☆メカは、成龍號の粘りに屈したものの、秋の全島大会で復活の狼煙をあげ、伸び盛りの若手を、10年早い!とばかりの猛攻で一蹴しました。
相手の辺土名ハチャーは、秋の全島大会で成龍號の前に持ち味の攻めを封じ込められ初黒星を喫しましたが、その名の通り、蜂のような鋭い攻めが復活すれば、攻守目まぐるしく入れ替わる激しい攻防戦が期待できます。
若干、敗戦のショックから立ち直っているかどうかが懸念されるハチャーが不利か?
その他にも、技牛魁闘勇士ジュニアVS元中量級横綱東昇舞虎龍などの組み合わせが注目されます。
ここのところの寒波で、心も体も冷え気味だと思いますが、寒さを吹き飛ばす牛達の激しい闘いと会場の熱気を味わいに、闘牛場に行きませんか?
いつものように、取り組みは、沖縄タイムスの紙面から引用させて頂きます。
紅 組 番 付 白 組
荒 風 号 全 島 一 常勝会力丸
成 龍 號 軽 量 級 豪剣パンダ
金功重機白王 シーの3番 渡具知新力
一 心 力 シーの4番 楚辺サイヨー
魁闘勇士ジュニア シーの5番 東昇舞虎龍
アグレ優志號 シーの6番 琉昇天力トラトラ
闘将☆メカ シーの7番 辺土名ハチャー
荒風キング シーの8番 琉球美宝
トシヤキング シーの9番 大福百獣王
徳 昇 龍 シーの10番 神風桃太郎
Posted by ゆかり号 at 23:12│Comments(0)
│闘牛
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。