2015年02月20日
★蘇る「いざいほー」-神の島久高島の神事-
★蘇る「いざいほー」-神の島久高島の神事-
1966年に撮影された記録映画「イザイホウ」が公開されることになったそうです。
2月28日(土)~3月22日(日)の3週間、那覇市牧志の桜坂劇場での公開(千円)です。
撮影者は、豊見城市在住の野村岳也(81歳)監督。
1967年に完成したものの住民が公開を望まなかったということで陽の目をみることがなかったというこの記録映画ですが、当時の関係者も亡くなり、またフィルムも劣化し記録自体が失われるという危機感から公開が決まったということです。
久高島で生まれ育った既婚の30歳以上の女性によって行われるこの儀式は、琉球の開闢神話の地久高島の巫女になるためと、琉球王府の最高の神官である聞得大君(きこえのおおきみ)に仕える資格を得るための儀式だと言われています。
いざいほーは、撮影された1966年の次の1978年を最後に途絶えています。
対象となる女性がいなくなったことが原因ですが、1978年には、地元南城市の知念高校の高校生も「いざいほー」を取材し、記録に残していますが、当時の高校生も既に53歳になっています。
恐らく、この記録映画が消えてしまうと、いざいほーそのものを知る人も途絶えてしまう運命にあります。
興味のある方は、3週間の間に桜坂劇場に足をお運びください。
1966年に撮影された記録映画「イザイホウ」が公開されることになったそうです。
2月28日(土)~3月22日(日)の3週間、那覇市牧志の桜坂劇場での公開(千円)です。
撮影者は、豊見城市在住の野村岳也(81歳)監督。
1967年に完成したものの住民が公開を望まなかったということで陽の目をみることがなかったというこの記録映画ですが、当時の関係者も亡くなり、またフィルムも劣化し記録自体が失われるという危機感から公開が決まったということです。
久高島で生まれ育った既婚の30歳以上の女性によって行われるこの儀式は、琉球の開闢神話の地久高島の巫女になるためと、琉球王府の最高の神官である聞得大君(きこえのおおきみ)に仕える資格を得るための儀式だと言われています。
いざいほーは、撮影された1966年の次の1978年を最後に途絶えています。
対象となる女性がいなくなったことが原因ですが、1978年には、地元南城市の知念高校の高校生も「いざいほー」を取材し、記録に残していますが、当時の高校生も既に53歳になっています。
恐らく、この記録映画が消えてしまうと、いざいほーそのものを知る人も途絶えてしまう運命にあります。
興味のある方は、3週間の間に桜坂劇場に足をお運びください。
Posted by ゆかり号 at 05:56│Comments(0)
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